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閑話休題。
「漢字の日」
今日12月12日は、「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)の日付語呂合わせから、「漢字の日」になりました。
日本漢字能力検定協会が1995年(平成7年)に制定した記念日で、毎年その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字(今年の漢字)」を全国から募集し、この日の14時に京都市の清水寺で発表されます。
「今年の漢字」は年末の風物詩として毎年開催され、今年で28回目となります。
今年の一字
2022年を表す「今年の漢字」は「戦」に決まりました。(こちらの記事参照)
応募総数約22万票のうち、「戦」が1万804票を集め、2位は「安」(1万616票)、3位は「楽」、4位は「高」、5位は「争」という結果だったそうです。
1位の「戦」の選出の主な理由は、今年2月から続いているウクライナ侵攻や北朝鮮の相次ぐミサイル発射などにより、「戦」を意識したという声が多かったためだそうです。
ちなみに、個人的に選ぶとしたら「非」でしょうか。コロナ禍に加えてのロシアのウクライナ侵攻、それによるエネルギー不足、そして金融情勢の大きな変化による歴史的な円安など、それまでの日常が大きく変化して非日常が常態となりました。
年が明けても、非日常が以前の日常の姿に戻るとは考えにくく、中国の台湾侵攻などが現実になればさらに混沌とした世界が出現しそうです。
これまでの「今年の漢字」
去年選ばれた一字は「金」でした。東京オリンピックで日本人選手が史上最多の金メダルを獲得したことや、メジャーリーグの大谷翔平選手が打ちたてた「金」字塔、新型コロナウイルスの給付金などお金にまつわる話題も多かったことなどが理由だったそうです。ちなみに、「金」が選ばれるのは4回目でした。
さらにそれ以前に選ばれたのは、以下の通りです。
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こうして見るとそれぞれの年にあったことが思い出される年もあれば、なぜこの一字が選ばれたのか記憶が曖昧なものもあります。でも、今年の漢字「戦」はいつまでも記憶に残りそうです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.12.12記)