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閑話休題。
春バテする時期
ここ最近、お天気が短い周期で変わり、20℃を優に超える5月並みの陽気が続いたと思ったら雨が降って急に気温が下がったりしています。それに昼夜の寒暖差が大きい日も続いてもいます。
この激しい寒暖差によって春バテになる人が多数います。また、春先は生活環境や人間関係の変化でストレスがかかりやすい時期で、自律神経が乱れがちです。体(フィジカル)と心(メンタル)は影響し合うので、体調を崩す原因になります。(こちらの記事参照)
春バテの具体的な症状としては、「だるさ・倦怠感」「疲労感」「気分が落ち込む」「肩こり」「イライラする」が上位を占めるそうです。
中高年のひきこもり、半数超が女性
話は変わりますが、先月 (2023年3月末)に内閣府が発表した調査結果をみると、中高年(40歳〜64歳)のひきこもり状態にある人の半数超が女性だったそうです。
今まで中高年のひきこもりというと男性のイメージが強かったですが、決してそうではないことが国の調査で明らかになりました。(こちらの記事参照)
ここ3年のコロナ禍で外出機会を制限された結果、ひきこもりの人が増えたであろうことは容易に想像できます。
中高年に大事なもの「きょうよう・きょういく・ちょきん」
今後ますます高齢化が進む中で、ひきこもりにならないことを含め、自己防衛はもはや必須です。中高年が、健康的に生きるために意識したいことが「きょうよう・きょういく・ちょきん」と言われています。
ただ、「きょうよう・きょういく・ちょきん」と言っても「教養・教育・貯金」ではありません。
お金は生活する上で必要なもので、確かに貯金は必要です。でも、健康のためのものではありません。
「きょうよう」とは、「今日、する用事」。
「きょういく」とは、「今日、行くところ」。
そして「ちょきん」とは、「筋力を貯めること」。
何とも上手いことを言ったものです。
これからの時代は、高齢夫婦の死別、未婚化、そして離婚の増大などで、おひとりさま社会がますます進展します。誰しも、一人で生きていかなければならないことを覚悟する必要があります。
だからこそ、今日する用事、今日行くところがあれば外へ出かけるでしょうし、自立して歩くための筋力が大事になるのです。
知的好奇心と行動力を忘れずに
ずいぶん前に聞いて感心し納得して、このブログに何度も書いてきた言葉です。
50、60、ハナ垂れ小僧。
70、80、働き盛り。
90になってお迎え来たら、
100まで来るな、と追い返せ。
なるほど、この気概を持ち、知的好奇心を失わず、「きょうよう・きょういく・ちょきん」を合言葉に、行動力を発揮していきたいと思います。
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(2023.4.10記)