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「求めよ、さらば与えられん」
「求めよ、さらば与えられん」とは、与えられるのを待つのではなく、自ら積極的に努力すれば、必ずよい結果が得られるということです。
ひたすら神に祈れば、神は必ず正しい信仰心を与えてくれるだろうということから転じて、何事も進んで努力する姿勢が大切だという意味になりました。
『新約聖書。マタイ伝』の山上の垂訓にある言葉で、「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」とあるのに基づくそうです。
努力が実を結ばないことなど当たり前
生きていれば、いろいろなことが起こりますし、うまくいかないことも多いでしょう。「よし、自分を変えていこう!」と決意して、あれこれ努力しても一向に成果が現れず、自分の限界を感じることもあるかもしれません。
大きな実を結ぶことを期待して、種を蒔いて水をやっても、全然芽が出なかったらガッカリします。
そういう時に、諦めてしまうか、それとも「そんなにすぐうまくいかなくても当たり前だ」と捉えて諦めずに自分が信じる道を黙々と歩き続けられるかが、その後の人生を大きく変えることになるでしょう。
芽は出ずとも、根は張っている
ずっと芽が出ないので、諦めて水をやることをやめてしまったらどうなるでしょう。きっと枯れてしまいますよね。もしかしたら、根を張っていたかもしれないのに……。
なので、芽が出なくても、今は土の中で根が縦横無尽に広がり、後にその木がどんなに高くそして大きくなっても、揺らぐことのない地盤を作っている最中なのだ、と信じることが大切だと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2023.5.28記)