人が書物を紐解き、内面に広がる思いに思索を深め、ふと他の人がどう感じるか聞きたくなった時、その問いかけに富田がどんな短文で応えたのか、シリーズでご紹介している今日は7回目。
問いかけの内容は、社会人版キムゼミ1期生が「書評ワーク」という活動でアップした投稿。今日の問いかけは「皆さんにとってメンターは誰ですか?」等です。
ゼミ生の投稿
K.Uさんの【書評ワーク】
書名: 『 人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』
≪議論したい内容≫
◆皆さんにとって心の師匠は、どなたですか?
皆さんの今日を形成してきたものには環境だったり、家族や友達、職場があると思います。
何かを思い悩んだり選択する時の手助けになった物には先人達の教えや書物もあるでしょう。
この本にもたくさんの偉人が登場し、その人物の思いや悩みや決断が綴られてます。
今後の人生の岐路の上で良き助言や導き手になってくれることでしょう。
皆さんにとってメンターは誰ですか?
そこから何を学び(インプット)し、どう実際の仕事や人生に活かしているか(アウトプット)をお聞かせ下さい。
富田のコメント
>> 皆さんにとってメンターは誰ですか?そこから何を学び(インプット)し、どう実際の仕事や人生に活かしているか(アウトプット)をお聞かせ下さい。
(【注】メンターとは? <kotobankより> ・・・・「良き指導者」「優れた助言者」「恩師」の意。自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことを指す。)
33年間勤務していた会社では本当に人に恵まれました。特にメンターでもいてくれた上司、役員の方々には、時に優しく時に厳しく指導して貰って、ビジネスへ取り組む基本から応用まで現在の自分を形作ってくれたという感謝の気持ちでいっぱいです。
会社をアーリーリタイアメントして独立してからは、会社を経営している高校時代の友人達が、新たな仕事の土台作りや人脈作りに関して有形無形にサポートしてくれました。本当に有り難いことです。
今年の冬〜春に過ごした「自分をつくる学校」では、学長の安藤美冬氏、メイン講師の原尻淳一氏、そして40名の年齢性別バラバラな同期生に、自分自身を深く見つめ直す機会を与えて貰い、セルフブランディングを通して輪郭をくっきりさせることが出来ました。そのお陰で新たな出会いやチャンスに恵まれています。
そして社会人版キムゼミでは、キム先生とこれまた年齢性別バラバラな第1期生の皆さんから、人生を航海するための様々な深い思索の機会を与えて頂きました。これほど新たな視点を得ることは、どんなに沢山本を読んでも不可能だったことでしょう。「百読は一験にしかず」…かな。
勿論、他にもキム・ファミリーの本田直之氏、四角大輔氏をはじめ、様々な方から直接お話を聞く機会やその著作を通じて、学んだり励まされたりしています。
忘れてはいけないのが、日野原重明先生です。日野原先生は、ご存知の方も多いと思いますが、聖路加国際病院の名誉院長として生涯現役を貫き、今日10月4日で102歳になられました。僕が、キムゼミ最終プレゼンで披露した「ライフスタイル未来地図」で102歳まで生きる、と描いたのは日野原先生のようになりたい、という思いからです。
日野原先生は、100歳でFacebookを始められ、今年4月にはFacebook活用本を101歳で出版されました。その好奇心と行動力は、いくつになっても見習いたいものです。現在もFacebookページで毎日発信されている言葉は、若い方々にも是非見て頂きたい内容です。下記リンクのページで是非「いいね!」をクリックして読んでみて下さい。
【日野原重明の「わくわくフェイスブックのすすめ」】
今迄の人生、身近な方々には本当に恵まれ、また日野原先生のように目標にさせてもらっている方もいらして、僕は本当に幸せだなぁ・・・と思う今日この頃です。(^_^)
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さて、皆さんならどのようにコメントしますか?
そして、次回の「書評ワーク」の対象図書は以下になります。ではまた!
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(2013.11.04記)