人が書物を紐解き、内面に広がる思いに思索を深め、ふと他の人がどう感じるか聞きたくなった時、その問いかけに富田がどんな短文で応えたのか、シリーズでご紹介している今日は13回目。
問いかけの内容は、社会人版キムゼミ1期生が「書評ワーク」という活動でアップした投稿。今日の問いかけは「日本人の『つなぐ』感性」についてです。
遅〜い夏休みを、凄〜く寒〜いところで過ごしたりしていて更新が中断していましたが、今日から再開です。(^_^)
ゼミ生の投稿
M.Gさんの【書評ワーク】
書名:『承』
≪議論したい内容≫
私は、とっても気になっている「遷宮」の話題の図書としました。
知りたいけど、なかなか、まとまったよいものがなくふと、ネットで出版情報をみて購入しました。
漫画家井上雄彦さんの視点による「承」。日本人の「つなぐ」感性をまとめてくれています。ドキュメンタリータッチなので、押し付けな部分もなくそこから、知識を得て、自由に発想していける取材を中心とした知識集になります。
いつか、みなさんと「つなぐコト」について、お話できる機会があれば、幸せです。
富田のコメント
>> いつか、みなさんと「つなぐコト」について、お話できる機会があれば、幸せです。
Mさんの書評ワークを拝見して、つらつら思いを馳せたり思い出したりしたことがあります。
伊勢神宮ですが、学生時代のバドミントンサークルで何年か続けて伊勢で合宿したことがあり、その時何度も内宮にお参りしました。なんでしょうね、あれが「神気」という感覚を初めて感じた時でしょうか。
今年は、僕は仕事の都合がつかずに行けなかったのですが、奥さんが友人達と伊勢神宮に行ってきました。帰ってきたら、それまで2年前から悩まされていた頸椎ヘルニアによる腕の痺れや肩こりが嘘のようになくなっていてビックリしました。(^^;
(ほんとのことなので書きましたけど、俄には信じられないですよね…)
似たような経験は、一昨年に訪れた立山雄山神社でしました。樹齢500年を超える杉の木が鬱蒼と林立する境内は、全身総毛立つほどの神気に満ちていました。その時の写真を1枚添付します。
「日本人は、木に神をみてきた」・・・しみじみと実感した瞬間でした。やはり実際に体験してみないと分からない感覚ですね。
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さて、皆さんならどのようにコメントしますか?
そして、次回の「書評ワーク」の対象図書は以下になります。ではまた!
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(2013.11.20記)