人が書物を紐解き、内面に広がる思いに思索を深め、ふと他の人がどう感じるか聞きたくなった時、その問いかけに富田がどんな短文で応えたのか、シリーズでご紹介している今日は12回目。
問いかけの内容は、社会人版キムゼミ1期生が「書評ワーク」という活動でアップした投稿。今日の問いかけは「夢が叶わなかったことはありますか?」等です。
ゼミ生の投稿
Y.Kさんの【書評ワーク】
書名:『走りながら考える』
≪議論したい内容≫
「夢は持った方がいい。たぶん叶わないけど。」というリアルすぎる言葉が少し怖かったのですが、著者は「努力するために勝ちを目指すようになった」と言っています。
その夢に向かう情熱や輝き自体が、「叶う」もしくは「叶わない」なんて関係なくすると結論付けています。
そこで議論したい内容は、
・夢が叶わなかったことはありますか?
・叶わなかった時は場合は、著者のように努力自体がよかったと思えますか?
決してネガティブな意味ではなく、過程自体が重要であるかということです。
夢というと大げさかもしれませんが、大きな目標でもいいかもしれません。
皆さま、よろしくお願いします。
富田のコメント
>> ・夢が叶わなかったことはありますか?
>> ・叶わなかった時は場合は、著者のように努力自体がよかったと思えますか?
幼少時代・・・
▼ 動物達とお話できるドリトル先生のようになりたかった。
→ どのように努力していいか分からず、夢叶わず。
▼ 長嶋茂雄選手のようなスーパースターになりたかった。
→ 才能・体力共にないことに早々に気付き、夢叶わず。
現在・・・
▼ 遙か宇宙の彼方から地球を見てみたい。過去の宇宙飛行士達が人生観が変わるほどの経験という宇宙滞在。ハイビジョン映像で国境の無い地球を大画面で見ているが、やはり自分の眼で生で見てみたい。広大な宇宙の中で、ちちっぽけな地球、その地球の中でもちっぽけな日本、またその中で暮らしている吹けば飛ぶような存在の自分・・・それを実感してみたい。
→ 自分が生きているうちに実現するためには、巨額の資金が必要そうで、どのように努力していいか途方に暮れてます。
夢というとこんな感じです。典型的な凡人なので、全然努力してませんね。(^^;
夢を言い換えて大きな目標というと、現在はやはり「死ぬまでに好きで堪らないこと、やりたくて仕方ないことを実現すること」でしょうか。このために自らのあらゆるリソース(体力・気力・人脈・時間・情報・お金…etc) を傾注するつもりです。
もしそれが100%実現しなかった場合、そこに向けた努力自体が良かったかどうかは・・・棺桶に片足突っ込まないと分からないかな…(^^;
最近、素敵な女性に恋をした若き男性の友人にキム先生の言葉を少しアレンジして伝えました。
「恋愛で目標とするのは、恋の成就ではない。恋の成就に向けて自分のベストを尽くすことである。」
例え恋が成就しなくても、それに向けて自分がベストを尽くしたとしたら、それで良いじゃないか・・・
うん、やっぱりそう思いますね。(^_^)
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さて、皆さんならどのようにコメントしますか?
そして、次回の「書評ワーク」の対象図書は以下になります。ではまた!
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(2013.11.11記)