人が書物を紐解き、内面に広がる思いに思索を深め、ふと他の人がどう感じるか聞きたくなった時、その問いかけに富田がどんな短文で応えたのか、シリーズでご紹介している今日は24回目。
問いかけの内容は、社会人版キムゼミ1期生が「書評ワーク」という活動でアップした投稿。今日の問いかけは「女ってそんなに面倒な生き物でしょうか笑?」等です。
ゼミ生の投稿
E.Mさんの【書評ワーク】
書名: 『オスカーワイルドに学ぶ人生の教訓』
≪議論したい内容≫
冷めた毒舌っぷりに、おもわずププッと笑ってしまうワイルドの本は、気持ちが張りつめたり周りとの人間関係に疲れたときに読むと、肩の力を抜いてくれます。
ひねくれもので、周りは大バカものだ、と痛烈に批判しているものの、その言葉の中には周囲から理解されなかった孤独感や、モラルと戦い続けた苦悩が伺えます。
・・・・・・・(中略)・・・・・・・
第3章の「男と女」 より
- 女には愛しているかのように話しかければよい。そして男には退屈させられているかのように。
- 実年齢を教えてくれる女を信用してはならない。年齢をいってしまうような女性は、何でも話してしまうのだ。
- 泣くのは不美人の避難所だけれど、美女には堕落ですものね。
- 男は年寄りにはなるが、善人には決してならない。
- 女は記憶力などないほうがいい。女の記憶は、野暮の始まりなのである。
- 女とはね、男に傑作を生むインスピレーションを与えてくれるが、いざ、実行しようとすると必ずや邪魔するものなのだよ。
- 恋愛は感傷で始まっては行けない。理性で始まり、慰謝料で終わらないと。
ワイルドはかなり冷めた目を持っていたようですが、女ってそんなに面倒な生き物でしょうか笑?
富田のコメント
>> ワイルドはかなり冷めた目を持っていたようですが、女ってそんなに面倒な生き物でしょうか笑?
う〜ん・・・どうなんでしょうね…笑
多くの場面で男性と女性は違う思考経路を持っているのは事実かと。以下の例は、大変個人的な思い込みなので、色々と異論が出るとは思いますが、敢えて書いてみましょう。(^^;
例えば、男性は思いを寄せた相手に「一生君を愛し続ける!」と言ったとしましょうか。でも、後日「もう愛してないかも…」と心が揺れた時、自分が言ったことは嘘だったのか、と自分を責めて後ろめたい気持ちになる。
一方、女性は「一生あなたを愛し続ける!」と言ったとしても、後日「もう愛していないかも…」と心が揺れると、その気持ちに嘘をつくことはできない、と思ってそのように行動する…とか。
あと、男性は問題が起こった時に、これからどうすればいいのだろう、と考えるが、女性は「そういえば、去年も同じ事があった、2年前のあの日もそうだった、3年前のX月X日も・・・あなたはちっとも進歩してない!」と妙に記憶力が良いところを発揮して問題を大きくしてしまう…かも。
「面倒な」という言葉の意味が、自分とは異なる考え方をするので理解するのが困難だ、という意味なら・・・そうかもしれませんねぇwww
う〜ん・・・女性が面倒な生き物、という言い方は男性側からのものでしょうが、女性から見た男性はどんな生き物なんでしょうね。単純な生き物?脳天気な生き物?(^^;
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皆さんならどのようにコメントしますか?
さて、このシリーズも残すところあと2回、次回の「書評ワーク」の対象図書は以下になります。ではまた!
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(2013.12.3記)