さて、2014年の年間目標を立てるにあたり拠って立つ基本スタンスを、ジョン・キム先生と出会ったことで持つことができたことは、これまでご紹介した通りです。
今回は、それに関連して富田が人知れず持っている(?)「座右の銘」について書いてみたいと思います。
これまでの「座右の銘」
いつどこで出会ったのか忘れてしまいましたが、相当若い時にこの言葉に出会ったのです。
【変わらないでいるためには、変わり続けなければいけない】
ほんと禅問答みたいですよね。(^^;
意味としては「良い状態 (業績が良い、体調が良い、人間関係が良好…etc)」を変えずに保つためには、事業展開や健康維持のための方法や自分自身の成長への努力…etc 等について、今日と同じままではダメで常に工夫して変えていく必要がある、ということです。
ある程度長く生きてくると実感しますが、成功体験にアグラをかいたままだと、いつかダメになる、ということにも通じます。
ジョン・キム先生が著作で書かれ、「社会人版キムゼミ」の講義で話されていたように「人間死ぬまで成長を続けること。成長に終着駅はない。」ということも忘れずにいたいですね。(^_^)
最近知ったのですが、「変わらないでいるためには、変わり続けなければいけない」これは、あのラーメン店チェーンの博多一風堂の経営哲学になっているようです。
意味としては「環境の変化や志向に即応して、お客様が満足される一歩先へ絶え間なく味やサービスを向上させ続けることによって、一風堂は変わらずあり続ける」というものだそうです。
あなたの隣のプロフェッショナル:変わらないためには、何を変え、何を守ってきたのか? 「博多 一風堂」河原成美物語(中編) (1/5) – Business Media 誠
2013年、新たに加わった「座右の銘」
そして2013年、これも何かで読んだ言葉なのですが、出典を忘れてしまいました。もともとは長野県上田市塩田にある「前山寺」というお寺にある石碑に刻まれた言葉だそうです。
【かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め】
この言葉は、この歳になったから心に響いたのかもしれません。思い当たることがいっぱいあるからです。若い頃は「そうだよね。」と観念的に分かった積もりにはなったかもしれませんが。
思い返せば、ほんとに色々な方にお世話になりました。でも、直接恩返しをしようと思っても、既に故人になられている方も少なくありません。
そうして受けた恩の数々を心に刻み、その恩をお返しするとすれば、それは自分より若い世代の方々のお役に少しでも立つことではないか、と思うわけです。
幸いなことに昨年来、色々なコミュニティで若い方々と交流させて貰っています。これまでも彼等の応援団として活動してきましたが、これからもそうした若い方々のサポート役を果たしていく積もりです。
富田は世俗的な人間ですから、感情面では見返りを期待したくなりますが、そこはサラッと水に流して、彼等が更に若い世代の人達のサポートをしてくれたらいいなぁ、と思っている次第です。
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ほんとは、まだ他にも「座右の銘」というか、「行動指針」にしている言葉があるのですが、長くなりましたので次回ご紹介しましょう。
ではまた!(^_^)
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(2014.1.15記)