さて、前回は若い時期、そしてミドルになってから変えてきた「行動指針」についてご紹介しました。
【若い時期】
『 Something is better than nothing. 』
【ミドルの時期】
『打席に立って三振するより、打席に立たない方が恥ずかしいことだ』
フリーランスとして独立して訪れた転機
そして、会社をアーリーリタイアメントし、フリーランスのITコンサルタントとして再出発して約半年が経った2012年の暮れ頃、再び転機が訪れます。
その年の11月に「シゴタノ!ブログメディア道場 (以下、BM道場) 」に入門し、最初のワークとして「自分史」を作成したことは以前書いた通りです。
そして、このブログ開設時の師匠で、BM道場の特別講師でもあったjMatsuzaki氏のブログをある日ふと目にした時、「自分史」を書くことで自分の内面と深く向き合っていた富田にある化学反応が起きたのです。
無意識に目を背けていた事実
日記を紐解くと「自分史」を作成し提出したのが2012年11月27日、ふと目にしたjMatsuzaki氏のブログがアップされたのが12月1日、自分史を作成することで自分の内面にどんどん思索を深めていた時期に、jMatsuzaki氏のブログ「夢見るリアリストの葛藤~独立後2ヶ月で立ちはだかった2つの壁」を目にしたのです。
富田はフリーランスのITコンサルタントとして独立して半年以上が経ち、地場を固めているところでした。独立したのだから、しっかりと地に足を付けて前向きに進んで行かねば・・・と力んでいた時期でもありました。
そんな時、jMatsuzaki氏のブログを読んだことで、自分が無意識に目を背けていた事実が、ある輪郭を持って浮かび上がってきたのです。
それは・・・「打席に立って三振するより、打席に立たない方が恥ずかしいことだ。」と固く信じていたのに、「試行錯誤して失敗することを怖がっている自分」「みっともない姿を晒すことを怖がっている自分」「臆病で前に踏み出すことを躊躇している自分」がそこにいたのです・・・
信頼されるコンサルタントとして評価されるように、絶対弱みを見せないように力んでいた自分がいて、結果としてその力みが自縄自縛となり、失敗を恐れて色々な事に取り組むことを躊躇させていたのです。
気付いた事実と向き合って・・・
頭では「打席に立って三振するより、打席に立たない方が恥ずかしいことだ。」と思っているのに、分かっているはずなのに、その当時は身体が言うことを聞かなかったのです。
この時期、色々なカンファレンスに、セミナーに、道場に通っていたのも、そんな自分と決別するために無意識にもがいていたからかもしれません。
BM道場のワークショップで、講師の佐々木正悟氏から「何かの目的のためにしようとする試行錯誤そのものがブログのテーマになる。」と教えられました。「試行錯誤して失敗することが怖い」当時の状態からどのように脱却するか、それが課題になりました。
・・・・・・・・・・・・・・
さて、長くなったので今日はここまで。明日は、気付いてしまったこの事実とどう向き合い、どのようにそこから脱却したか・・・について書いてみます。
ではまた!(^_^)
・・・・・・・・・・・・・・
(2014.1.17記)