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118 正のstrokeを交わすことがインプットを深め、アウトプットに繋がった! 〜徒然なるままに(66)〜

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前回は、新たに出会ったコミュニティメンバーとリアルで交わす正のstrokeを大切にして、それを未来に繋げていきたい、と書きました。

今回は、そうした正のstrokeが大いなるインプットになると同時に、化学反応を起こしてアウトプットに繋がったことについて書いてみます。

正のstrokeの積み重ね

ここでstrokeのおさらいを。以前、feedbackという言葉をWikipediaで調べた時に「心理学におけるfeedback」として次のように解説していました。

「一般的に、褒める、称賛するなど効果的に作用する働きかけを正のフィードバック、けなす、否定するなど反対の働きかけとなるのが負のフィードバックと表現するケースが多いが、これは本来『フィードバック』の機能として持っている円環性や回路の意がくまれていない。 よって、上記については、正のストロークと負のストロークと表現される方が実態に即している。」

ということで、「シゴタノ!」主宰の大橋悦夫さんがこの「ストローク」を解説をしてくれました。

フィードバックは受け取るだけというイメージがあるのに対して、
ストロークには「ストロークを交わす」という双方向のイメージがあります。

要するに一方通行だけでなく「行って来い」のやり取りの内、ポジティブなものを「正のstroke」と呼ぶわけです。

こうした、正のstrokeを積み重ねていくと、様々なものがインプットされていきます。それは決して褒められたり称賛されたりといったことだけでなく、様々な意見や見方を含んだものに発展していくからです。

その結果として、単なる情報や知識だけではなく、第三者が咀嚼した結果も含んだ知恵や工夫が体内に蓄積されるのを実感するようになります。

様々な形でポジティブなstrokeを繰り返すことにより、体内に整理されないまま知恵や工夫が蓄積していき、そして一定期間が経過すると、ある化学反応が起こってきます。それは意識化で眠っていた過去の記憶や体験が掘り起こされ、有機的に結び付いて化学反応を起こすのです。

インプットの蓄積が化学反応を起こし、アウトプットに繋がる

数年前から愛読しているメールマガジンに、鮒谷周史氏が毎日配信している「平成進化論」があります。このメルマガは無料で、20万人を超える愛読者がいるとのこと。昨晩届いたのが3786号ですから、10年以上に亘って毎日配信されていることになります。これは凄いことですね!

そして、昨年のクリスマスイブに届いたメルマガに以下のような文章がありました。

「アウトプットなきインプットは、カロリー消費なき食物摂取と同じ」

  • アウトプットなきインプットは、カロリー消費なき食物摂取と同じで、やがてどこかに不具合が起きるだろう。
  • 食べた分だけ運動する必要があるように、学んだ分だけ活動することによって、健康、健全な状態が保たれるのだ。

メタボな富田としてはドキッとする文面なわけですが (^^; 、ここではビジネス書を読み漁ったり、セミナーやワークショップに通い詰めるだけでは、学びによるメタボ状態になる、学んだらそれだけアウトプット、即ち学びを活かした行動に繋げていかなければいけない、ということを意味しているわけですね。

正のstrokeの蓄積によって得たインプットの数々が、そのまま溜め込まれているだけではなく、やがて自然に化学反応を起こしてきたわけですから、それをアウトプットに結び付けていくのは自然な流れで、ある意味容易です。

ビジネス書やセミナーから得た情報や知識ではなく、身近な人との正のstrokeによって得た知恵や工夫が、自分自身の中に眠っていた記憶や体験と結び付いて化学反応を起こし、色々な場面で形を変えて浮かび上がってきます。

それが、様々な会話の中で表出してくる、こうしたブログの文章の中に表現されてくる、そういった感触です。なんとも抽象的な表現で大変申し訳ないのですが、「これ」といった具体的な形をとっていないのでうまく書けないのです。

ただ、自分自身の中に起こった変化を確実に感じている次第です。そして、それは多くの人とソーシャルでリアルで交わした正のstrokeがベースにあって起きた変化であると、これも確信しています。

そして、これからもコミュニティメンバーとの正のstrokeを常に大切にして、そして新たに出会う方々とも正のstrokeを交わせるように努めていきたいと思っています。

・・・・・・・
さて、今日も長くなってきたので、ここまでにしましょう。
ではまた!(^_^)

 
 
・・・・・・・・・・・・・・
(2014.1.24記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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