Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

008 「第11回 No Second Life セミナー」に参加!大雨の中またまた熱気充満!!

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11/11(日)に参加した「つながるカンファレンス」が雨、昨日11/17(土)に参加した「No Second Life セミナー」が大雨と、なんだか雨男になった気分の富田(@KUNITOMY)です。^^;

さて、今回のセミナーのテーマは「習慣力! ダイエット・ビジネス・恋愛にガッツリ効く セルフ・マネジメントで2013年を支配せよ!!」でした。

内容は、同セミナーの案内から引用させて頂くと以下の通りです。

  • 「 習慣力」を制したものが人生を支配する
  • 「習慣力」はあとから身につけられる
  • 習慣力はツールで簡単に、そして楽しく身につく
  • 2013年を俯瞰して計画しよう!
  • 特別ゲスト:佐々木正悟さんの講演!
  • 会場で懇親会

このセミナーの主催者である立花岳志さんが、10月23日に出版した「やせる仕組みで人生を劇的に変える iPhoneダイエット」という本も、内容はダイエットというテーマですが、それを実現する「習慣術」について書かれた本です。

当方、先日も高校時代の悪友から「お前、その体型なんとかしろよ!!」と散々言われてきたこともあり、毎年決意しては挫けているダイエットの習慣術を身につけるべく参加してきた次第です。(やっと3kg減量しましたが・・・)

主催者の立花岳志さんは、つい数年前までの体重を25kgも減らして現在80kgというスマートな体型 (身長は190cm) を維持している方です。今回は本を読んでいるだけでは分からない真髄を聞き出したいと思います。

14時開始17時終了で、その3時間に特別講演、講演&ワーク、Private Work、ワークグルーブ内発表、と非常に濃密な内容で多くの気付きを得ました。そのセミナーの内容と感想を備忘録的に記してみたいと思います。(以下、セミナー中のメモをコピペして補筆したのでかなり長文です。読み飛ばして下さい。m(_ _)m )

尚、先日の「つながるカンファレンス」と今回のセミナーに共通するキーワードは「行動」でした。色々な気付きを持ち帰って、どう行動に結び付けるか、が実際の効果に結びつく最大の要因である、という結論です。

会場に到着!!

会場入口に着きました。この奥で壺を売ってます。(嘘です ^^; )

可愛い受付掲示です。受付で名前を言うと、iPadで受付処理をされてました。

会場には続々と参加者の方が詰めかけます。

スクリーン前、前から2列目に陣取りました。

14:00〜14:13 開演挨拶・アイスブレイク

いよいよ14時になりました。立花さんの挨拶で始まります。

17年間のサラリーマン生活を経て、「No Second Life」に至った経緯のお話です。2,000人以上との面接をしたB to Bのプロ視線と個人ブロガーとしての視線、ダメ人間から変化した経緯をセミナーを通じて発信・交換していきたかった、とのことでした。

そして、参加者の方々には、人生がちょっと良くなって欲しい、感度の良い友達を沢山作って欲しい、そのためにセミナーでは懇親会を重視しているので、一方的に話を聞いて帰るだけでなくリアルの繋がりを持ってから帰って欲しい、と力説されていました。

ここで5分間のアイスブレイクタイムです。席が近い方々5人と1人1分間で自己紹介をして、雰囲気を和らげました。

14:15〜14:42 特別講演 佐々木正悟氏 「習慣は技術です」

いよいよ佐々木さんの登場です。佐々木さんのお話を直接お聞きするのは今年1月の「クラウド「超」活用セミナー」以来です。1月の時は場内爆笑の場面が何度かありましたが、今回は少し格調高く進められました。勿論控え目な笑いは随所に起こりましたが。(^_^)

1月の時と変わらず、その冥界・・・じゃなく明快で分かり易くウィットに富んだお話は一聞(?)の価値あり!です。

習慣=技術

習慣というものは、毎日直線的に身につくものではない。コツコツすればいいというものではなく、スポーツ等と同じでブレークスルーする瞬間が必ずある。

習慣化というと、まず2つの誤解がある コツコツすること・継続すること。
習慣化は、やるか・やらないかではなく、できるか・できないかであると心得る。
できる場合は一気に進まないとできない。コツコツではなく。

運転する習慣とは運転できる技術を身につける、ダイエットする習慣とはダイエットする技術を身につける、ブログを書く習慣とはブログを書く技術があるかどうか、早起きする習慣も技術である。
習慣化とは技術だから、できるときには急にできるようになる。水泳はある日突然泳げるようになるもの。

この、いきなりできるようになる前には、試行錯誤のプロセスがある。つらいのは技術を獲得する前の段階。いくらやってもやってもうまくいかない時期があり、試行錯誤の連続である。

試行錯誤して時間を掛けた割に効果は少し。しかし、ここが自動化「ロボット」を作る過程である。
ここでは、軌道に乗っている人との差が大きい。

「ロボット」を手早く作るコツ

  1. 最適なコンテテクスト(時間帯)を見つけて
  2. ひたすら繰り返す
  3. チェックリストを使う
  4. つらいのは技術力不足ゆえ
  5. 準備期間を長く取る
  6. 試行錯誤は避けがたい
  7. 「自分の方法」が必ず出てくる

私の「起床ロボット」は、まずシャワーを浴びる→肌荒れ防止のクリームを塗る→お湯湧かす→コーヒー淹れる等で構成されていて、今では完全に意識せずにこのプロセスが進む。

「ロボット」の有無

  1. 「ロボットを組み立てる段階では特定のコンテクストに依存する。 例) 教習所、スイミングスクール
  2. 「ロボット」ができあがるとコンテクストから「ロボット」は独立していく。 例)運転の「ロボット」、水泳の「ロボット」
  3. リニアでなくても使えるのが「ロボット」
  4. チェックリストなしでも。どんな状況でも使える!

ちなみにダイエットは難しい。
その理由は、「ロボット」の活躍の場が多いから。

食事・ストレス対策・一服するタイミング・人との集まり等様々な場面で「ロボット」が必要になるので、それぞれの「ロボット」を作らなくてはならない。

つまり習慣化のコツだが、最初は特定のコンテクストで色々な「ロボット」からターゲット「ロボット」を組み立てる。他人の「方法論」は参考止まりと心得る。

特定のコンテクストにいなくても、すぐイメージできる「ロボット」が組み上がったら習慣化は完了。私は「起床ロボット」を思い浮かべると、自然に目が覚めるようになった。

(質疑応答)

14:43〜14:55  (休憩)

14:55〜 講演&ワーク 立花岳志 「習慣力 セルフマネジメントで2013年の自分を支配せよ!」

初回セミナーで「習慣力」、第4回セミナーで「セルフマネジメント」をやったが、この二つは重複する部分があり、どうして一緒にやらなかったのかと、ずっとモヤモヤしていた。そこで、今回のセミナーを企画した。

まず、2017年を考えてみる。今から5年後というと随分先のように思える。
ビル・ゲイツは、「人は2年間でできることを過大評価、10年でできることを過小評価している。」と言い、スティーブ・ジョブズは若くして亡くなったがこう言っている。「時間は限られている。だから、誰かの人生を生きることで人生を浪費してはならない。」

さて、2007年。今から5年前の自分がどうであったか1分間で振り返ってみよう。(各自沈思黙考・・・)

* 勝間和代氏デビュー作、本田直之氏デビュー作が5〜6年前
* 自分は人生を劇的に変えたいと決心、No Second Life ブログを開設 0→160万PVへ
* 電子書籍、リアル書籍出版したいとしていたが、今年4冊出版が実現
* 5年で人間は劇的に変われる

  •  哲学者 William James の言葉 「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」
  • イチローの言葉 「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

これからの5年間を考える

来年2013年を考えるためには1年間の想定では不足、5年間を想定する必要がある。

キーワードは、「自己責任思考・選択思考」

自己責任思考とは・・・「残業が多いからできない」という言い訳は、残業するという選択を自分がしていること。「家族がいるから独立できない」という言い訳は、独立よりも安定生活優先という選択を自分がしていること。「変わりたいけど変われない」という言い訳は、変わるのが怖い (面倒な) ので現状維持という選択を自分がしているということ。

もう一つのキーワードは、「人生の6本の柱」

人生の6本の柱とは・・・「仕事・家族・財産・健康・教養・趣味」の6つ。これはワタミ/渡邊会長の著作「夢に日付を!」に出てくる。

自分が2010年1月に書いた「2015年の自分」5項目は、全部2012年に叶ってしまった。

* 参考書籍の紹介 「7つの習慣」「自分の小さな「箱」から脱出する方法」「グラッサー博士の選択理論」「フォーカル・ポイント」「夢に日付を!

夢を実現するセルフマネジメント

夢を書くと実現するは嘘(方便) である。神田昌典著「非常識な成功法則」 1ページ目に「夢を紙に書いてニタニタするだけ」と書いてあるが、その後200ページに及ぶ実現に向けた方法が書いてある。

夢を具体的な目標に変換すること

「7つの習慣」に出てくる時間管理のマトリックス「重要・重要でない」「緊急・緊急でない」がある。ここで、「重要だが緊急でない」第二領域が極めて重大な意味を持つ。

「重要で緊急」な第一領域は誰でも最優先で取り組む。多くの人は第二優先順位として「重要でないが緊急」な第三領域に取り組んでしまう。その結果、家に帰っても疲れているので「重要でも緊急でもない」第四領域のTVやゲームに時間を使ってしまい、「重要だが緊急ではない」第二領域に割く時間が無くなる。

重大な意味を持つというのは、なりたい自分になるためのポイントが、実はこの「第二領域」にあるからだ。→なりたい自分を実現した人物として、 jMatsuzaki氏を紹介

実際に立花さんが第二領域として取り組んだ項目の紹介。
1. 出社前、昼休み、帰宅後にブログ
2.すきま時間に年間150冊読書
3. ランニングと食事制限で27kgダイエット
4. 出版に向けて人脈作り (実際の執筆ではなく出版社編集者との繋がり)
5. 実家借金のための質素な生活

では、流されずにこの「第二領域」を確保するにはどうしたらよいのか?

  • キーワード1  人生のPDCAサイクルを回す
  • キーワード2  PDCAサイクルをスパイラルアップする

「スタート」&「レビュー」

5カ年計画 (夢)
1. 毎年正月に作成
2. 毎年改訂
3. 人生の六本の柱ごと 仕事・執筆(30冊出版)・ブログ・家族・
4. ミッションステートメント

年次スタート
1. 毎年正月に作成
2. 5カ年計画をペースに
3. 今年達成したいことを列挙 例えば執筆であれば初年度4冊とした
4. 前年レビューの修正ポイントを加える

以下、半期スタート
クォータースタート
月次スタート
週次スタート
週次スタートの最重要項目は、今週することをタスクリストに追加すること。既にあるルーティンワークに必ず追加する。

第二領域の項目に取り組むために、目標をタスクに変換することである。

ポイント
1. 仕事も「タスク」
2. 目標から変換された「すること」も「タスク」
3. 同じ優先順位・同じ視座で取り組む
4. 第二領域に手が付けられる

日次スタート
* 「やりたいこと」「やりたくないこと」書き出し
* 「やりたいこと」iPhoneのメールアプリで毎日「夢」の簡略版を1日5分で書く

(この辺で、TVで流れているハイジのお爺さんの言葉「儂ゃ、無理!」という言葉が耳に聞こえてきて、メモを取る手が重くなってくる。^^; )

日次クローズ
日次レビュー
4行日記を書いている。 事実・発見・教訓・宣言・(会った人と話したこと・今日達成したこと)
週次レビュー 「気になること」「やりたいこと」の洗い出し
月次レビュー 15分位 週次レビューを見返して簡単に済ます
クォーターレビュー
半期レビュー
年次レビュー

PDCAを回すと気付く「人間は習慣の塊」

自分が何になりたかったのか、何をしたかったのか人間は忘れてしまう。自分がどこにいるのか見失わないのが記録を取るメリット。

生活習慣、良い習慣、社会的習慣等は新たなことではなくルーティンでやっていることが殆ど。

悪い習慣もある → 悪い習慣を断つ! → 良い習慣を身に付ける。

キーワード1(PDCAを回す)、キーワード2(スパイラルアップ!) を実現する。

補足 メールで送る気付き
1. Posterous と Evernoteにテンプレートを作って同時投稿する
2. Posterousはクラウドオンリーなので、ローカルで見るためにEvernoteにバックアップ

ポイント
1. 「夢」を「目標」に変換する
2. 「目標」を「タスク」に変換する
3. 「第二領域」に使える時間を確保する
4. 「タスク」をこなすと「なりたい自分」に近付く仕組みになる
5. 「なりたい自分」を常に見返し軌道修正
6. 毎日5分〜10分頑張って振り返る

15:52〜16:00 休憩

習慣化の大敵

1. 忘れてしまう
2. 面倒くさくて続かない
3. 記録がないと分析できない
4. 成果が分からず飽きて止めてしまう

例として体重・体脂肪を記録することを考えると、普通の体重計では計測〜記録までステップが多い。今は無線LAN接続の体重計に乗るだけ、クラウドに全て記録が残るので手間が掛からない。

ランニングした距離を記録することを考えると、昔は地図から計測して記録しないとできなかったが、今はiPhoneアプリで簡単にGPSでトレースした内容を記録できる

ライフログ

1. 記録することで現状を把握する
2. 改善目標を決めて実行し、記録する
3. 結果を見返して、未達なら改善点を探す
4. 改善案また実行し、記録する

ライフログのお勧め

自分を管理するシステムを確立 佐々木正悟さん著作「クラウド時代のタスク管理の技術」に詳しいので参考にして欲しい。

使用している管理ツールと目的の説明 (各種アプリ等)

習慣化の鉄則
1. 一度に沢山始めない (原則1つずつ)
2. 止めることとセットで!
3. 21日続いたら増やす
4. 朝一番にやる
5. 大きなタスクは限界までバラす
6. 楽しめる仕組みとセットにする

まとめ
1. 夢はでかく!でも期限を切る (5年)
2. 夢を目標に変える (年次、月次・・・)
3. 目標をタスクに変える (週次)
4. 夢・目標を見失わない (見返す)
5. ツール活用で楽に楽しく!
6. 楽しみながら「しつこく」続ける

16:30〜 Private Work

* 2017年の自分を描いてみよう
* そのために始めるべき「良い習慣」、止めるべき「悪い習慣」を書き出そう
* 10分ではできないことだが、16:40〜16:50の間、ワークグルーブ内で、2017年の自分・「始める習慣」・「止める習慣」を紹介する

16:50〜 一番大事なこと 「行動」

静岡ライフハックで立花氏のセミナーを聞いて体重を減らした女性を紹介。この方は、1年間で75kgから50kgへ(身長159cm)、実に体重の1/3を減らしたことになる。セミナーを聞いてから、やれることはなんでもやったとのこと。
セミナーから帰ったら、とにかくできることから手を付けて「行動」に繋げて欲しい。

17:00〜 懇親会

会場のテーブル・椅子を寄せて、アッという間に乾杯へ。その間にケータリングのお料理の準備が完了しました。
それぞれの輪で会話が弾みます。

立花さんの周りには順番待ちの方が・・・

そして、ご夫婦で参加されていたFUJIMONAOさん(奥様)に似顔絵を描いて頂きました!少し良く描きすぎですよね、と言ったら、立花さんに「本人より少し良く描いてあげるのが似顔絵描きのコツです。」とアッサリ言われてしまいました。(少しじゃなく、凄く良く描きすぎじゃね、というツッコミは受け付けません。^^; )

(凄〜く良く描いて頂きました!!)

最後は立花さんの著作3冊プレゼントのじゃんけん大会。見事最後に「やせる仕組みで人生を劇的に変える iPhoneダイエット」をゲットしたH田さん。


19時前にお開き。全員の協力で5分で机と椅子の原状復帰が完了。大雨の中、皆さん帰途に就いたのでした。無事に帰れましたか〜?

◇◇◇ 最後に ◇◇◇

今回も学びの多い、そして恵まれた出会いがあった場でした。主催者の立花さんのブログは昨年3月に会社を退職する前から拝見していました。セミナーに参加するのは今年1月の「第3回 No Second Life セミナー」以来ですが、この10ヶ月で様々なことにチャレンジしておられる姿をブログを通じて、またその著作を通じて感じておりました。

そして今回のセミナーでは、立花さんが著作「ノマドワーカーという生き方」の中で述べられている「戦略はネットとリアルを混ぜること」の重要性を実感できた機会でもありました。セミナーの中で何度か紹介された本田直之氏は、その著作「ノマドライフ」で「オンとオフの境界をなくす」という表現を使って、ノマドスタイルは単なるライフハックではなく、ライフスタイルそのものだ、と力説されています。

立花さんのノマドスタイルは、言葉を換えれば「ネットとリアルの境界をなくす」とも言えるのではないでしょうか。「ノマドワーカーという生き方」の「chapter5 今日からできる「個人情報発信」のススメ」の最後に「ネットの海に漕ぎ出し、そしてリアルと繋がる。21世紀のコミュニケーションはこの形で進むと信じています。」という記述があります。

立花さんと同じく昨年の大震災直後に会社を早期退職し、現在フリーランスのIT系コンサルタントをしている自分も、立花さんはじめ色々な方々の生き方を参考にさせて頂いて、「ネットの海に漕ぎ出し、そしてリアルと繋がる」ことを目指していきます。

まずは「行動」あるのみ!!

痩せたら風邪をひきやすくなるかも、等と「しない言い訳」を探さないでダイエットに取り組みます。^^;

最後に、こうした機会を設けて下さった立花さんはじめスタッフの皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

(2012.11.18記)

 

 

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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