昨日は、うららかに晴れて穏やかな週末の1日でした。(#nsl25)
普段は人でごった返す新宿も、土曜日の朝は人通りもまばらでゆったりとした時間が流れていました。
そんな新宿副都心、東京都庁前の新宿住友ビル47階で開催されたセミナーに参加してきましたので、今日はその感想を書いてみたいと思います。
今回のセミナー内容
今回のセミナータイトルは、「自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・システム セミナー」です。
主催者は、立花岳志さんと大塚彩子さんご夫妻です。今回のセミナーについて、立花さんがイベントページの前文で書かれている内容を、一部引用してみます。
僕の今年からの大きなテーマに、「右脳的世界と左脳的世界の『統合』」があります。
自分の人生を自在にコントロールしていくには、「計画」「タスク管理」「効率化」「論理的思考」「分析力」といった左脳的世界を鍛えていくだけでは十分ではありません。
ビジネスの世界にいると見落としてしまいがちな右脳的世界も同じぐらい大切にすることが非常に重要です。
「直観」「感性」「気持ち」「美しさ」「センス」「気分」といった、右脳的世界は、言い換えれば「心」の世界とも言えます。
このビリーフシステムセミナーは、僕と、僕の妻で、プロのセラピストであり作曲家・編曲家である大塚彩子とのコラボセミナーとなります。
5/10(土) 自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・システム セミナー in 東京 – No Second Lifeセミナー | Doorkeeper
立花さんは、自分の心の中に「自己否定」という思い込み(ビリーフ)があり、このビリーフは成功体験を積み重ねることで「自己肯定感」が高まったとしても、決してなくなるわけではないと言われました。
そして、そのビリーフは「呪い」のように自分を包んでいるが、その存在を明確に認識することはできない、と強調されます。
自分の潜在意識・深層心理に深くアプローチして、その「自己否定ビリーフ」の正体は一体何なのか、その存在を明らかにした上で、その存在をあるがまま認め、そして手放すことができるのであれば手放す(アンインストールする)。まだ手放すことができないのであれば、その存在を認める。
そして、ありのままの自分を受け入れる「自己肯定ビリーフ」を新たに受け入れる(インストールする)。
その過程を、プロのセラピストである大塚彩子さんがいざなっていく、というセミナー内容でした。
途中、参加者が自分自身の自己否定ビリーフを探るワークを2回行いました。
そして、ワーク終了後、それぞれ個人のワーク結果を、5〜6人のグループでシェアし、意見交換します。
最後に、希望者お一人が全員の前で、公開個人ビリーフワーク・個人セッションを受け、その結果をグルーブでディスカッションしてセミナーは終了しました。
外は綺麗な日没でしたが、そのセミナー会場のまま懇親会が行われました。
立花さんの実体験
主催者の立花さんは、2011年3月に会社を退職し、フリーランスとして独立。
その後、プロブロガーとして、また昨年までは4冊の著者として、かなりの成功を収め、ご自身の自己肯定感も相当高まったといいます。
それでも、その高いモチベーションを維持していくことが難しくなる時期が到来します。
そこで、もがき苦しんだ末に辿り着いたのが、岡部明美さんが主催するLPL養成講座でした。
岡部明美の「第8期LPL養成講座」のご案内
既に、奥様の大塚彩子さんが通われていたLPL養成講座で、立花さんは心の鎧甲を取り外し、自分で蓋をしてきた潜在意識に深く向かい合うことができたそうです。
そして幼年期のある経験が、その後、無意識化の呪縛となり、自己否定につながるビリーフ(思い込み)となったことに自ら気づいたのです。
自分の無意識下にあるビリーフに気がついたことで、それを認め、そして手放すことができたとのこと。
その結果、心が解放され、なかなか進まなかった新刊の原稿執筆に精力的に取り組むことができ、魂のこもった内容に仕上げることができたそうです。
こうして出版されたのが、以下の書籍です。以前、このブログでも3回にわたり、その内容と読後感をお伝えしましたが、確かに立花さん渾身の内容になっていると感じました。
セミナーを受講した感想
自己を否定する思い込み(ビリーフ)が、自分の無意識下で呪いのように存在していること、そして、その存在に普段はまったく気がついていない、という事実は驚きでした。
最後の公開個人セッションで、プロのセラピストである大塚彩子さんに導かれ、受講者のお一人が内面をさらけ出していったことも、目を見張る出来事でした。
回りで見ている人達が、その内容に引き込まれていくと、その一点に気が集中していくことが分かります。そして、見えない磁場が形成されました。
個人セッションを受けたご本人は、自分の無意識下にある思い込み(ビリーフ)に思い至り、それが自らの行動を縛り付けていたことに気付きます。
そしてそれを「言葉」として明示され、大塚彩子さんや回りの方から、その「言葉」に対して多面的な見方を示されるうちに、その呪縛を解いていくことができたのです。
結論を急ぐことなく、慎重に探りながら、自らの潜在意識にいざなっていく、そのプロセスはまことに見事なものでした。
自己を否定する思い込み(ビリーフ)から心を解放し、ありのままの自分を受け入れ、そして前に進む。
自分には、すぐにはなかなかできないな、と感じました。まず、自分の心と正面から向き合い、鎧甲を脱ぎ捨てる、その覚悟をすることがまず必要だ、と感じたセミナーでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.5.11記)