金沢から戻ってきて二日、まだその余韻さめやらぬ時を過ごしていますが、今回の旅で特筆すべきは寿司の名店「小松弥助」「乙女寿司」は勿論ですが、「近江町市場」で買ってきた鰻と椎茸(のと115)も外すわけにはいきません。
こちらでは手に入らないか、手に入っても溜息の出るような価格のものになると思います。
今回は、その絶品さをご紹介したいと思います。
近江町市場とは
金沢の「近江町市場」と言えば、大変有名だと思います。東京の築地市場、大阪の黒門市場、京都の錦市場、釧路の和商市場、札幌の中央卸売市場等は行ったことがありますが、それぞれに味があります。
近江町市場は三度目、約二年半ぶりに訪れました。
ここで、Wikipediaに記載された内容を要約してみましょう。
第二次世界大戦の戦災を免れた近江町市場は古くからの趣がある市場として地元の利用客だけでなく観光地としても多くの人が訪れてきた。
むさし交差点(武蔵ヶ辻)の南東側一帯に位置し、繁華街の香林坊からも比較的近い。約2.8haの敷地に約170店の商店・飲食店が軒を連ねる。
石川県特産の加賀野菜や海産物を扱う店が多く、市民の台所としてだけでなく、金沢ならではの観光名所としても知られている。
名前の由来は近江商人が作ったことによる。地元では「おみちょ」(「お」にアクセント) と呼び親しまれている。
まずは「みやむら」の鰻!
市場の中心に建つ「近江町いちば館」で今回は買い物をしました。ここだけで73店舗あるようです。
金沢に詳しい友人に教えられたお店を目指して、金沢を発つ日の朝9時に着いてお買い物開始です。
前日に珠玉の寿司の数々を堪能させて頂いた名店「小松弥助」さんもこちらで鰻を仕入れているとお聞きした「みやむら」に勇んで行くと、ご主人がまさしく串に打った鰻を焼いている最中です。
待ちきれない最中に写真を撮らせて貰えば良かったのですが、気もそぞろですっかり失念してしまいました。(^^;
場所は次の通りです。
その大きさ、厚みに感動です。微妙な重さの違いで、1尾当り2,800円〜3,800円位まで200円刻みで値段が異なっていました。
今回は、お土産用、自宅用と合わせて3尾購入。締めて9,400円を9,000円にまけてくれました。ありがとう!
現地で撮った写真はありませんが、持ち帰った鰻の写真を載せておきましょう。どうです?美味しそうでしょう?こちらで、これだけの鰻をお店で食べるとしたらどうでしょうね。1尾で1万円近くするんじゃないでしょうか。
焼きたてはもっとふっくらでしたが、今でも十分厚いですね。今晩、鰻重にして頂きます!
首都圏には、1,000円程度の宅急便代をプラスしてお取り寄せもできるようです。これはいいですね。
夏場の6〜8月は発送ばっかりしていると、お店の人は笑ってましたが、夏は鰻が細るので本当は今の時期が脂がのって美味しいんです!
そして「北形青果」の椎茸(のと115)!
これもまた絶品と勧められた椎茸(のと115)を買いに、「みやむら」の三軒隣りの「北形青果」に行きました。
原木生椎茸の「のと115」ですが、世界農業遺産に選出された能登の里山で採れるとてつもなく肉厚の椎茸です。
なんでも、栽培の難しさ、収穫量の少なさから、幻とも言われ、今までは、ごく一部の高級料亭でしか味わえなかったとのこと。
そんな「のと115」ですが、今では市場内の多くの青果店で売っています。それでも目利きの我が奥さんが、あちこちのお店を二日前に見て回ったところ、こちら「北形青果」のものが友人のお勧め通り、ダントツであったようです。
ということで、この日は迷いなくこちらで購入。サイズは下の写真の通り巨大といってもいいかもしれません。
楽天で調べてみると、最近は以下の条件を満たす物だけを新たなブランド「のとてまり」として、6個が1箱に入り4,500円(税抜き)で売っていました。
・直径8センチ以上
・厚み3センチ以上
・形が揃って、円形に近く、割れなどが無いもの
今回買った「北形青果」の物は、サイズに少しバラツキがありましたが、8個が1箱で2,500円(税込み)でした!なんともお得感満載ですね。
というわけで、まずはステーキで頂こうかな。楽しみです!
下の写真は今回の戦利品です。鰻と椎茸(のと115)の間は、巨大蓮根と金時草(きんじそう)になります。(蓮根も巨大なのですが、鰻と椎茸が大きいのでスケール感が狂います。(^^; )
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さて、今日はここまで。次回はまた違うテーマでお届けします。
ではまた!(^_^)
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(2014.3.20記)