前々回は、自分の生き方を変える挑戦のため、京都へ旅立った友人N君について、前回は、今まさに転職活動真っ最中の友人Cさんについて書きました。
4月になると、春ですね。やはり新しい動きが次々と起きています。そして、新人が沢山誕生しています。今回は、そんな新人君達について書いてみたいと思います。
ヤンキースに移籍したマー君
新人といえば、ヤンキースに移籍したマー君もメジャーでは新人ですね。いよいよ今日、本拠地のヤンキースタジアムで登板するようです。
なんでもヤンキースが大敗した後の本拠地登場ということで、「最高額を支払った日本からの輸入品」扱いをされ、まるで救世主の登場を待つように期待されているとか。
日本であれだけの活躍をしたマー君でも、大変なプレッシャーでしょうね。押さえれば賞賛の嵐でしょうが、打たれれば猛烈なブーイングの嵐でしょうし。
それを1シーズン通してこなさなければいけないのですから、そのストレスは察するに余りあります。
新人への期待とプレッシャー
まあ、マー君は別格としても、4月は身の回りに新人が溢れています。ピカピカの一年生から新社会人、会社員になってからでも、人事異動で全く新しい職場に入れば当分は新人です。
社会人となれば、周りからは「どんな新人なんだろう」「どれ位使えるのか」と期待と好奇心の入り交じった目で見られることになります。
新人にしてみれば、「なんとか期待に応えよう」「自分の存在価値を示さねば」と力が入ってしまうのも無理ありません。
会社人だけにはなるなよ
そして、周りの期待に100%応えようとする日々が過ぎていくと、いつの間にか社会人から会社人になってしまう人が、出てくるのかもしれません。(最近では社畜とも言われていますが、この表現は少々揶揄が過ぎているようにも思えます。)
富田は、会社生活を33年間経験して、フリーランスになって2年。今振り返れば、当時の一生懸命さとがむしゃらさが、とても懐かしく思えますが、あそこまで周りに迎合しなくても良かったな、と思うことがあります。
今の若者は、上司に飲み会に誘われても嫌なら断るようですが、お付き合い残業はするようです。一定時期まではそうしたことも必要かもしれません。
石の上にも三年、少なくとも三年程度の経験を積んだら、ダラダラ残業かそうでないかは、きちんと自分で判断がつくはずです。
その時は、就業時間内にテキパキと仕事を進めて、人一倍の成果を出して、そして周りが残業していてもさっさと定時に帰る位の矜持を持って欲しいと思います。
入社4年目の頃、残業三昧だった富田が言っても説得力に欠けますが、後から思えば、あの残業時間をせめて半分に減らすことができたなら、何冊の本が読めたのだろう、どんな人と新しく出会えたのだろう、という後悔しきりなのです。
少なくとも三年は周りと合わせながらも、その間に自分の「基軸」をしっかり持って、「いつかはこうしてやる!」という気概を持って欲しいと思います。
かのジャック・ウェルチGE元会長も、社員時代には膨大で無駄だらけの報告書を人一倍熱心に作成していて、経営者になってから、その報告書を一掃したそうです。
同じ会社に一生勤めることは少なくなってきているかもしれませんが、仕事は長く続けるでしょう。仕事をする期間は、人生の多くを占める長丁場です。
その過程で周りに流されず、自分を見失わず歩んでいって欲しいと切に願う次第です。
頑張れ、新人!(^_^)
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!(^_^)
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(2014.4.10記)