今日は、昨日までのうららかな春の日和から一転、朝から雨が降り続く肌寒い朝を迎えました。
朝目覚めた時に、雨が降っていると、ついつい考えてしまうことがあります。
「雨降っているし、ウォーキングはやめとこうかな。」「濡れるといやだから、この前買ったあのジャケットを着るのはやめるかな。」・・・ついつい、こんな風に天候に左右されて「やめる」ことを考えてしまうのです。
でも、この「やめようかな」と思うのは、何も雨が降っているときだけに限りません。
そこで今日は、自分の置かれた状況によって、ついつい自分にブレーキをかけてしまうことは何か、そして、そうしたブレーキ発動を「やめる」ことについて書いてみます。
自分の力を信じたら「やめる」ことができる
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本があります。
この本は続編も出ていますが、著者のジュリア・キャメロンは、他に「あなたも作家になろう」等の著作もあります。著者は、一貫して「自分の中に眠る創造性をもっと発揮しよう」と主張しています。
ジュリア・キャメロンは、本書の中で「もしあなたが、自分の創造的な力を本気で信じたら、次にあげるようなことをやめるだろうか?」と問います。そして、以下を挙げます。
- 「遅すぎる」と自分自身に言うのをやめる。
- お金が充分にたまるまで、自分が本当にしたいことをするのを待つのをやめる。
- より創造的な人生を求めるたびに、「単なるエゴさ」と自分自身に言い聞かせるのをやめる。
- 「夢は取るに足らないものだ。それはしょせん夢でしかない。お前はもっと良識をもつべきだ。」と自分自身に言うのをやめる。
- 家族や友人に、頭がおかしくなったと思われるのではないかと恐れるのをやめる。
- 「創造はぜいたくであり、すでにあるものに感謝すべきだ」と自分自身に言うのをやめる。
歳を取ると、言いがちなのが「もう歳だからなぁ〜。」という言葉ですね。言外に、「もっと若ければ自分だってできるけど…」と元々はできる能力はあったのだ、と主張しているようにも思えます。
テレビで垣間見たのですが、大阪に「ビューティーベアーズ」という平均年齢66歳のおばちゃん達が結成しているチアリーディングのチームがあるそうです。
皆さん子育てが一段落した50歳代になってから、チアリーダーの練習を始めたとか。
実際の映像を見ましたが、若い人達に比べれば当然動きはぎこちなく、見る人によっては「痛々しい」とか「みっともない」とか感じるかもしれません。
でも、大会にも出場して奮闘する姿に、若い世代のお母さん達から「かっこいい!」「見習いたい!」という声も寄せられていました。
おばさん達の頑張っている姿を見て、覚えたのは「共感」でした。
「行動指針」を再確認
今年元旦から毎日ブログを更新する中で、「56歳で迎えた転機、そして得た新たな「行動指針」とは?」という記事をアップしたことがあります。
そこで書いた「行動指針」は、次のような内容です。
【 新たな「行動指針」】
- これからどこにいても何をやるにしても、格好をつけたりせず「みっともなく、恥ずかしく、痛い」位の姿を晒し、試行錯誤していくことにしよう!
- 「挑戦 (チャレンジ) という言葉を「みっともなくジタバタあがくこと」と再定義しよう!
若い時から、次のような「行動指針」は持っていました。
『 Something is better than nothing. 』
『打席に立って三振するより、打席に立たない方が恥ずかしいことだ』
ただ、このように綺麗な言葉にしてしまうと、頭で観念的に理解していることに留まり、肚の底まで落ちて納得するまでには至っていなかったのですね。
つまり、大事な「行動指針」なのに、実際の行動に結びついていなかったのです。
「みっともない、と思われてもいいじゃないか」ではなく、「これからは絶対みっともないことをするのだ!」という決意表明にしないと、無意識のうちにみっともないことを避けてしまう弱い自分なのです。
また、難しいのは、この姿勢をずっと継続していくことです。
1回、2回はできても、「いい歳して何やってんだ。まったくみっともないんだから。」という言葉が耳に入ってくるともういけません。せっかくの決意が萎えていきます。
というわけで、意志が弱い自分を戒めるために、時々こうして言葉にしたり、文章に残したりしないといけないわけです。
さあ、今日もみっともなくジタバタあがく (=挑戦する) ことに致しましょう!
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今日はここまでにしますね。
ではまた!(^_^)
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(2014.4.18記)