一昨日の夜、東京は麻布十番のお店で立花岳志さんと一献傾けさせて頂く機会を持てました。
立花岳志さんという人
立花さんは、プロ・ブロガーとして月間160万PVを誇るブログ「No Second Life」を主宰されています。そして、数々の著作があり、多彩なセミナーも主催しておられます。
No Second Life
近刊の「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」については、このブログでも3回かけて、その読後感をご紹介してきました。
富田は、2年ちょっと前のセミナーに参加して以来、セミナー後の懇親会や何人かで集まる機会で、楽しくためになる一時を過ごさせてもらってきました。
立花さんも、富田と同じ時期に会社を退職しフリーになられたので、歳は一回り以上違いますが、勝手に同期生だと思っています。(^^;
今回は、富田が現在、様々なスペシャリスト達とネットワークを組んで取り組もうとしている「終活」を中心としたプロジェクトメンバーのうち、以前「自分をつくる学校」で共に学んだ仲間達と一緒に、立花さんを囲む会を開くことになったのです。
そこで、立花さんから様々な深いお話しをお聞きすることができたので、そこから触発された思いを書いてみたいと思います。
「魂」を込めるということ
立花さんは、これまで紙書籍4冊、電子書籍1冊の著作があるのですが、上記新刊の「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」では、今まで以上に自分の思いを魂として込めることができた、とお話しされていました。
それまでの出版経験を生かして、制作過程でも自分の思いを極力貫いて、今回は完成させることができたそうです。
この「魂」を込める、ということは、何も本を執筆することだけでなく、仕事全般について大事なことだな、と改めて思いました。
仕事をする、ということは、なんらかの成果をアウトプットする、ということです。そして、そのアウトプットに価値があるから対価として報酬が支払われるのですね。
ということは、そのアウトプットが有形無形どんな形をしていたとしても、本と同様ひとつの「作品」と捉えることができます。
自分の仕事の成果を「作品」だと考えると、あだや疎かに取り組むことはできません。
それこそ、やっつけ仕事で片付けるわけにいきませんし、精魂込めて作り上げなければ、納得のいく作品には仕上がらないでしょう。
締め切りとのせめぎ合い
ただ、仕事には必ず「締め切り」があります。
まだ魂が込められていないのだ、と完璧主義を貫いて、締め切りを大幅にオーバーしてしまってはプロとは言えないでしょう。
期限を守りつつ、どう仕事のアウトプットを「作品」のレベルに仕上げていくか。常にせめぎ合いながら、それでも今できるベストを尽くしていく。それしかありませんね。
幸い、ほとんどの仕事は一発勝負ではありません。何度でもチャレンジできると思います。
富田は、今年改めて「基本スタンス」を次のように決めました。
「目指す最終目標は、ゴールに到達することではなく、ゴールを目指す過程で自分のベストを尽くすことだ。」
これが自分のベストだ!と言える日が毎日続いているわけではないので、それこそ忸怩たる思いはあるわけですが (^^; それでも勿論ベストを尽くせるよう努めていきます。
そんな風に思いを致すことができた宵でした。立花さん、ありがとうございました!また、お話させて頂く日を楽しみにしています!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!(^_^)
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(2014.4.26記)