さて、サッカーW杯は熱戦が続いていますが、グループリーグF組ではアルゼンチンがイランに1-0で勝利。16強入りを決めました。
速報で見ましたが、後半ロスタイム引き分けかと思われたその時、メッシが約23メートルの距離から左足を振り抜き決勝ゴールを決めました。
やはり決めるべき人が決めるチームは強いなぁ、と感じた次第です。
さて、「今日は何の日？」シリーズ第7弾です。今日は、サッカーW杯絡みのことから始めます。
マラドーナの「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」
今から28年前、1986年6月22日、ディエゴ・マラドーナの「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」が生まれました。一定年齢以上の方は、記憶にあると思いますが…(^^;
この年のW杯は、メキシコで開催され、準々決勝に進んだアルゼンチンが、このマラドーナの2得点により、2対1でイングランドに勝利。その後も勝ち進み、優勝したのです。
完全にハンドの反則でしたが、そのままゴールが認められ「神の手ゴール」と名付けられたのです。
そのゴールの4分後にも、センターライン付近からドリブルでイングランドの選手5人をかわす驚異的な「5人抜きゴール」を決めて、マラドーナは国民的英雄になりました。
1年前の今日、富士山が世界遺産に登録
次です。昨日、登録が内定していた「富岡製糸場と絹産業遺産群」（群馬県）が、ユネスコ（国連教育科学文化機関）の世界遺産委員会で、正式に世界文化遺産に登録されることが決まりました。改めておめでとうございます！
日本からの文化遺産への登録は、昨年の「富士山」に続く１４件目。自然遺産と合わせた国内の世界遺産は１８件となりました。国内で近代以降につくられた産業施設の登録は初めてだそうです。
その富士山ですが、2013年6月22日に登録されたのです。三保松原をはじめとする構成資産群とともに「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」として、カンボジアのプノンペンで開催された世界遺産委員会で登録が決まったのですね。
あれから丁度1年、早いですね。
ガリレオが「それでも地球は回っている」と呟いた日
さて、時代はぐっと遡り今から381年前、1633年6月22日、ローマ教皇庁の検邪聖省の裁判でガリレオ・ガリレイに有罪判決が下り、自説の地動説を撤回する異端誓絶文を読み上げさせられた、とあります。
それまで、地球が宇宙の中心である、と記された聖書を発端として、科学的な根拠に欠ける「天動説」が絶対でした。
これは、2世紀から16世紀にコペルニクスが登場するまで続き、コペルニクスが唱えた「地動説」は画期的だったのです。
“常識をひっくり返す（証明されている）新説”を「コペルニクス的転回」と呼ぶのは、この時のことを指しているのですね。
それから、ガリレオ・ガリレイが、科学的な研究を重ね、地動説に有利な証拠を多く見つけたようです。
代表的なものは木星の衛星で、この発見はもし地球が動くなら、月は取り残されてしまうだろうという地動説への反論を無効にするものだったのです。
しかし、ローマ教皇庁は1616年に、コペルニクス説を禁ずる布告を出しており、それに反したガリレオは有罪の判決を受け、地動説を唱えないことを宣誓させられたのです。
この時言ったとされる「それでも地球は回っている」という言葉は、伝説として現在に至るまで語り継がれています。
さまざまな弾圧と戦わなければいけなかった当時と比較して、信教と言論の自由、思想と表現の自由が憲法で保障された現代の日本に生きていることは、なんと恵まれているのだろうと思います。
ただ、ときどき、その自由をはき違えている人がいるのは困りものですが…
東京都議会の議場という公の場所で、選挙で信任された議員ともあろう人が、女性議員に対して「早く結婚しろ」などとヤジを飛ばすなどもっての他ではないか、と改めて憤りを感じた雨の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた！
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(2014.6.22記)
