さて、今日はアップするのが遅くなりましたが、だいぶ以前に評判を聞いて行ったお店についてご紹介します。
それは、川越に本店がある老舗の鰻店です。
いちのや 神泉店 – 神泉/うなぎ [食べログ]
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趣のあるお店の外観と内装
場所は、東京渋谷から京王井の頭線で一駅行った「神泉駅」が最寄り駅になります。
東京は、環状8号線、環状7号線と環状線がいくつもありますが、お店は環状6号線 (旧山手通り) に面したところにあります。
お店の外観です。ランチに行ったので、明るいですが、きっと夜は別の風情になるのでしょうね。
中に入ると、カウンター席と掘り炬燵式の席が広がります。
友人夫婦と我々夫婦の4人でしたので、掘り炬燵式の席に落ち着きました。
事前にネットで調べていましたが、ネットのメニュー価格は古いもので、実際のメニューを見ると価格が上がってました。(^^;
美味しい鰻料理の数々
今回は、鰻のコースメニューではなく、アラカルトで頂きました。それではご紹介しましょう。
まずは、湯引きです。すっきりと淡泊な味わいが食欲をいや増します。
う巻きです。しっかりと濃い卵の風味と、少し甘めのタレに包まれた鰻とのハーモニーに大根おろしがぴったりです。
そして、うざく。少し濃厚な味わいだったう巻きのあとに、スッキリとした喉ごしのうざくが、美味しくお腹に収まりました。
ここは、やはり美味しい日本酒を頂かないと、鰻に失礼というものです。(^^;
きも焼きです。思い切って、特上のきも焼きを頼もうかと思いましたが、残念ながらこの日はありませんでした。(本当は、少しホッとしていたかも…)
骨せんべいですね。おつまみにいいです。
さあ、白焼きです。生ワサビを自分ですって、お醤油を少々、そのふっくらとした味わいを堪能しました。やはり、白焼きは外せません。
そして、真打ち登場です!これは上うな重ではなく、普通のうな重です。で〜も、やはりこのふっくらと焼けた香ばしさは絶品でした。
いつまでも眺めていたくなりますが、冷めてしまうのはもったいないので、山椒をささっとふって頂きました。
お味は・・・何も言うことはありません。是非一度ご賞味下さいませ。(^_^)
お吸い物は、きも赤出しにしてもらいました。
あ〜、満腹満足です。満ち足りた思いで帰途につきました。
まとめ
鰻もすっかり値上がりしてしまい、そうそう頂くことができなくなりました。
都内には、上野「伊豆榮」、麻布「野田岩」、南千住「尾花」や、他にも有名店が数々あります。
今回は評判を聞いて、初めて行ったのですが、十分堪能させてもらいました。とても美味しかったです。
ここまでのレベルになると、どのお店が美味しい、というより、どのお店の味が自分の好みか、という分け方になるのかもしれません。
例えば、今年3月に金沢の近江町市場で買った鰻は、関西風の腹開きで直焼きでした。味もボリュームも最高でしたが、そのしっかりした歯ごたえは、関東風のふっくらと蒸し上がった鰻を焼いて頂くものとは違います。
もちろん焼きながら付けるタレも、それぞれのお店の秘伝の味ですが、好みが分かれるでしょう。
人の評判だけを聞いて、判断することはできません。やはり、自分の舌をお店に運んで食べ比べてみて、初めて自分好みの味に出逢えるのではないでしょうか?
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
【お店情報】
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(2014.8.21記)