「今日は何の日?」シリーズ第67弾です。
2013年の台風第18号は大きな被害を与えた
今からちょうど1年前、2013年9月16日午前8時すこし前に、台風18号が愛知県豊橋市付近に上陸しました。この時、京都府・福井県・滋賀県に特別警報が初めて発令されます。
特別警報は、同年8月30日午前0時から運用が開始されたばかりでした。
この警報は、気象災害、水害、地盤災害、地震、噴火などの重大な災害が起こる恐れが著しく大きい場合に、気象庁が警告のために発表する情報です。
警報の一種ですが、警報の発表基準をはるかに超えるような甚大な災害が発生する恐れがある場合に適用されます。
特別警報が発表されるときは、経験したことのないような異常な現象が起きうる状況で、かつ、それまでの数十年間災害の経験が無い地域でも災害の可能性が高まっている状況なので、対象地域の住民は、直ちに命を守る行動をとることが推奨されています。
台風18号は、西日本を中心に集中豪雨をもたらしました。ニュース映像で度々流された、京都・渡月橋の浸水はこれまで経験したことがないものでした。
台風の発生数に変化が
今年の夏は、7月に何度か台風が発生した記憶がありますが、8月以降は異常気象と呼ばれた豪雨による被害が多発していて、台風の話題は少なかったですね。
ということで、気象庁のサイトを見て、これまでの台風発生数の推移を調べてみました。
以下の表は、2011年から2014年9月11日までの情報です。
また、以下のグラフは、台風の発生数・接近数・上陸数の平年値 (1981年〜2010年の30年平均) です。
過去の発生数を確認すると、やはり8月・9月が多くなっていますね。
それに比べると、今年の8月・9月はとても少なくなっています。
台風の発生数を見ても、地球環境の変動が感じられます。異常気象と呼ばれる状態が、常態となってしまうのか、それとも正常な状態に戻ってくれるのか、なんとも分かりませんね。
自然の脅威には勝てませんから、できるだけの備えをしておくしかないということでしょうか。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2014.9.16記)