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6月21日は「夏至」…「二十四節気」を再確認してみた

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サッカー日本代表が、いよいよ背水の陣を敷くことになった日が明けて、今日は6月21日、「夏至」です。

二十四節気の第10、一年で最も昼が長い日です。

 夏至の日の太陽光の当たり方。夏至では太陽は北回帰線上にあるため、北半球では昼が最も長く、夜が最も短い。(出典 : Wikipedia)


夏至の日の太陽光の当たり方。夏至では太陽は北回帰線上にあるため、北半球では昼が最も長く、夜が最も短い。(出典 : Wikipedia)

ということで「今日は何の日?」シリーズ第6弾は、この夏至が含まれる「二十四節気」を再確認してみました。

「二十四節気」とは?

では、いつも通りWikipediaから少し引用させてもらいます。

二十四節気(にじゅうしせっき)は、1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。二十四気(にじゅうしき)ともいう。

10 二十四節気の図

二十四節気は、中国の戦国時代の頃に太陰暦による季節のズレを正し、季節を春夏秋冬の4等区分にするために考案された区分手法の1つで、1年を12の「中気」と12の「節気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられている。

太陽黄経が30の倍数であるもの(春分・穀雨など)を中(中気)、そうでないもの(清明・立夏など)を節(正節、節気)という。

太陰太陽暦における1ヶ月は月の運行に基づき朔日から晦日までとする区切り方である。この月を暦月という。各暦月の名称は二十四節気を基準に定められる。

暦では立春から立夏までが春、立夏から立秋までが夏、立秋から立冬までが秋、立冬から立春までが冬というように定められる。よって、正月・2月・3月を春、4月・5月・6月を夏、7月・8月・9月を秋、10月・11月・12月を冬とする。

二十四節気一覧は次の通り。カッコ内は太陽黄経と2014年における日付(日本時間)である(年によって変動する)。

20 二十四節気一覧

なお、気象庁は、季節を表わす用語として、春は3〜5月、夏は6〜8月、秋は9〜11月、冬は12〜2月と公式に定めている。風習的あるいは便宜的にもそう定義されている感が強い。

また、テレビ番組やラジオ番組、特に定番ドラマの改編では春期を4月から6月、夏期を7月から9月、秋期を10月から12月、冬期を1月から3月と分けているケースがほとんどである(学校や官公庁・企業などの年度でもこのように区分している場合も多い)。

これは、新年度の4月からの一年間を4等分するための日本の人為的な区分であって、社会通念・天文学的・気候学的な季節区分とは無関係である。

生活に根付いている「二十四節気」

二十四節気は、日めくりカレンダーでは必ず表記されているような気がします。テレビや新聞のニュースでも、季節毎に紹介されています。

そのせいでしょうか、季節感を感じる言葉として生活に根付いているのではないでしょうか。

例えば、小暑と大暑の1ヶ月間が暑中で、本来はこの期間に暑中見舞いを送るのですが、現在は立秋を過ぎると残暑見舞いになるとか。

小寒は「寒の入り」で、節分(立春の前日)までを「寒中=寒の内」と言い、寒中見舞いを出す時期です。

さて、「節分」ですが、これは二十四節気とは別に「雑節(ざっせつ)」と呼ばれるものだそうです。

二十四節気と同様に季節の移り変わりの目安となっていて、国立国会図書館のサイトによると以下の表の通りとなっています。

30 雑節

ということで、元々は中国から伝来したものであるため、日本の気候風土と少し違和感がある部分もありますが、1月・2月といった暦月の呼称と異なる、季節を表現する呼び方があることは、春夏秋冬という四季が明確な日本ならでは、と感じた次第です。

先日の「元号の日」といい「二十四節気」や「雑節」といった固有の呼称を持つことは、その国の文化を表すものです。たまには、こうして再確認するのもいいですね。

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さて、今日はここまでにします。
ではまた!

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(2014.6.21記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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