「今日は何の日?」シリーズ第68弾です。
ソウルオリンピック開幕
今から26年前、1988年9月17日に第24回夏季オリンピック、ソウル大会の開会式が行われました。アジアでは、1964年の東京オリンピックに続いて2回目の開催でした。
前回のロサンゼルスオリンピックでは東側諸国が、前々回のモスクワオリンピックでは西側諸国がボイコットしたので、12年ぶりにアメリカとソビエト (現・ロシア) の二大国が揃い、白熱した競技が展開されました。
鈴木大地選手が金メダルを獲得
日本選手の活躍で記憶に残っているのは、柔道やレスリングですが、やはり一番は、水泳男子背泳100mで金メダルを獲得した鈴木大地選手でしょうか。
2020年オリンピックの招致活動で、ロビー活動に活躍していた姿は記憶に新しいですね。
鈴木選手は、得意のバサロ泳法で、他の選手が早々に水面に出て泳ぐ中、キックだけで長く潜水して泳ぎ、水面に出た時にはトップに立っているという姿が脳裏に蘇ります。
決勝では大接戦の末、逆転で金メダルを獲得し、表彰式ではアメリカとソビエトの国旗を従えて日の丸が真ん中に掲揚され、君が代が流れました。YouTubeに保存されていましたが、あのシーンは感動物です。
ベン・ジョンソン選手とカール・ルイス選手の戦い
記憶に鮮明に残っている戦いに、陸上男子100m決勝でのベン・ジョンソン選手とカール・ルイス選手の戦いがあります。
カナダのベン・ジョンソン選手は、前年の世界陸上ローマ大会で自ら出した当時の世界最高記録9秒83を100分の4秒短縮する9秒79の新記録で、9秒92だった2位のカール・ルイス選手を数メートル引き離し優勝しました。
しかし、レース後のドーピング検査で筋肉増強剤の陽性反応が出てしまいます。この結果、金メダルを剥奪され、カール・ルイス選手が金メダルを獲得したのです。
陸上の花、フローレンス・グリフィス=ジョイナー選手
このオリンピックの陸上女子で、100m、200m、400mで金メダルを獲り、3冠を達成したのがジョイナー選手です。
長く伸ばした爪に鮮やかなマニキュアをつけ、長い髪の毛をそのまま伸ばした髪形でも話題を呼びました。走る時の躍動感、筋肉美も記憶に鮮明に残っています。
ジョイナー選手が残した、陸上女子100m(10秒49)、200m(21秒34)の世界記録は、現在も破られていません。
その圧倒的な強さから、常に薬物疑惑がつきまとっていましたが…
・・・というわけで、いろいろな点で思い出深いオリンピックでした。
2020年の東京オリンピックに向けて、様々な番組で若い人たちの活躍が報じられています。6年後、彼達・彼女達がどんな活躍を見せてくれるか楽しみです。
とはいえ、それまで元気でいられるように、まずは自分を鍛えないといけませんね。(^^;
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.9.17記)