Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

1989年の大納会で、日経平均株価最高値 (終値38,915.87円) を記録 – 2015年はアベノミクスの正念場 –

0

0

0

0

1

アイキャッチ画像

さて、「今日は何の日?」シリーズ第144回をお送りします。

今から25年前の1989年12月29日に、日経平均株価が算出開始以来の最高値 (ザラ場 38,957.44円、終値 38,915.87円) を記録しました。

バブル絶頂期の平成元年

1989年は、富田にとって思い出深い年です。

この年の初めは、以前勤務していた会社の京都支店に勤務していました。そして、1月に昭和天皇が崩御され、元号が昭和から平成に変わる日は、会社の仲間達と日本海で松葉ガニを食べていました。

歌舞音曲は自粛せよ、という前時代的なお触れが出ている中、飲めや歌えとはいかず、ただでさえ口数が少なくなるカニを食べるシーンでは、黙々と食べ飲んでいた記憶があります。

そして、この年の9月に11年間の営業畑に別れを告げ、本社人事部に異動しました。6年振りの東京でした。

時はバブル絶頂期、冬のボーナスは満額回答と実に景気の良い時代でした。そして、暮れも押し詰まった東京証券取引所の大納会で、上がりに上がり続けた日経平均株価が最高値をつけたのです。

しかし、年が明けた後にバブルが崩壊し、株価も猛烈な勢いで下落しました。

日経平均株価 月末値の推移 (出典 : Wikipedia)

日経平均株価 月末値の推移 (出典 : Wikipedia)

アベノミクスも正念場

2012年暮れに、第2次安倍政権が誕生し、打ち出されたアベノミクス政策により、円安株高がもたらされました。

2013年の大納会には、歴代首相で初めて安倍首相が出席し、株価上昇を印象づけました。

2013年大納会

今年になって、4月の消費税率8%にアップを実施してから、景気の雲行きが怪しくなってきます。年内に解決するかと思われた北朝鮮の拉致問題も、年越しになってしまいました。

そして、伝家の宝刀である解散権を行使した衆議院総選挙では、有力な野党がない中で投票率が低迷し、与党に大勝利が転がり込んできました。

そして迎える2015年、アベノミクスも正念場です。

大企業や一部の資産家が潤った効果が、更に広がりを見せるのか、それとも腰砕けに終わるのか。今回打ち出された経済対策も、一種のカンフル剤に過ぎず、効果は一時的と言われています。

衆参で与党が過半数を占める今だからこそ、決められる政治が可能です。

年明け早々、気を抜けない日々が続くと思いますが、安倍首相には健康に留意して、日本を良い方向に進めて欲しいと願っています。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた。
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2014.12.29記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら