「終活」をテーマの中心に掲げ、「人生の総仕上げを、ポジティブ&アクティブに」進めるサポートをしている「ベスト・クロージング!」プロジェクトについては、このブログでも過去何回かご紹介してきました。
その活動の一環として、セミナーを開催しています。一昨日は、第6回のセミナーをお江戸日本橋の会場で開催しました。
会場は、日本橋三越本店の正面に建つビルの6階にある「アクセス日本橋」です。設備も整っていて、今回も快適にセミナーを開催できました。
アクセス日本橋
今日は、その模様をご紹介します。
「幸福な人生」を送るために
第6回のテーマは、「セカンドステージの生き方探し」でした。サブタイトルは「〜死ぬ時に「いい人生だったな」と満足できるように〜」です。
誰もが悔いのない人生を送りたいと思っているはずです。そして「幸福な人生」を全うしたいと…
でも、現代では今後の生き方に迷いを持つミドル〜シニア世代の方が増えています。そうした方々に解決のヒントを少しでも提供できれば、という思いで開催しました。
講師は、「ベスト・クロージング!」活動でスターティングノートアドバイザーの役割を担っている僕が務めました。
実現したい夢は?やりたいことは?何が障害に?
冒頭、このセミナーの目的をご説明し、講師自己紹介をした後、早速参加者の方に<Work>をお願いしました。
参加者の方にワークシートをお配りして、次の問いに答えて頂きました。
Q1. 実現したい夢や、やりたいことは何ですか?
Q2. その夢の実現や、やりたいことの障害となりそうなことは何ですか?
記入した内容について、参加者の方々から発表して頂きましたが、思いのこもった内容をお聞きすることができました。
幸福に生きる (=人生の成功者となる) とは
次に、何を実現したら「幸福に生きる」ことになるのか、考えてみます。
これは十人十色で一人ひとり違うものになるでしょう。一つの正解があるわけではありません。
ただ、その人にとって「あの人のように生きたい」「あの人の生き方を参考にしたい」という人は必ずいると思います。
そのようなお手本にしたい人を「ロールモデル」として具体的に挙げることは大切です。
僕自身がロールモデルとした3人の人物をご紹介した後、そうした方から学んだことも含めて、僕が実際に作成した「スターティングノート (ライフスタイル未来地図) 概念図」をお示ししました。
自分に死が訪れるまでの期間を時系列に区切って、いつまでにどのようなスタイルを実現していこうとしているのか概念的に示したものです。僕が56歳の時に作成したもので、毎年少しずつ手を加えています。
スターティングノート (ライフスタイル未来地図) を作る方法
さて、これからの人生を考えるには、一歩立ち止まってこれまで生きてきた人生を振り返り、棚卸しが必要であることをお伝えしました。
今の自分がどのように形作られてきたのか、明らかにしてから今後のことを考える必要があるからです。
その方法の一つとして、自分史年表と自分史を作ることが有効です。
参加者の皆さんには、僕が作成した自分史年表と自分史をお示ししました。
この作業を経ると、以下のようなことが浮かび上がってきます。
- 昔、夢中になって (寝食を忘れて) 没頭したことは何だったのか?
- 人から感謝されたり、感心されたりしたことは何だったのか?
こうして、これまでの来し方を振り返り、自分が好きなこと・やりたいこと、得意なこと・できることを再確認することが、「スターティングノート (ライフスタイル未来地図) 」を作っていく上で大切になるのです。
最後に、このセミナーを開催するまでのパーソナルヒストリーをご紹介して、そこにいくつかのヒントが隠されていることをご紹介しました。
最 後 に
休憩を挟んで質疑応答の後、「ベスト・クロージング!」メンバーであり、上級終活カウンセラーの坂部篤志氏に登場願い、インタビューを行いました。
坂部氏は、大手企業を退職後、現在は保険代理店を経営されていますが、終活カウンセラーとして「入棺体験会」を主催したり、他にも様々な活動をされているアクティブなナイスミドルです。
いろいろな人との繋がりから、小さなきっかけが生じ、そのきっかけを大切に育んで日々の活動に繋げていることをお聞きしました。
そして、最後に「振り返りシート」をお配りし、今日のセミナーで良かった点、それを明日からの自分の行動にどう繋げていくか、について書いて頂きました。
というわけで、約2時間に亘るセミナーは、今回も内容盛り沢山で終了しました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
次回セミナーについて
次回のセミナーは、開催日時は未定ですが、本日のセミナーに都合が合わず参加できなかった方が多数いらっしゃったので、今回のセミナー第2弾を予定しています。
詳細が決まりましたら、またお知らせ致しますので、是非ご参加下さい!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.3.9記)