「今日は何の日?」シリーズ・ライト版です。
さて、今日は「サンデーホリデーの日」「半ドンの日」だそうです。
「サンデーホリデーの日」「半ドンの日」の由来
今から139年前の1876年 (明治9年)に、官公庁で土曜半休・日曜休日制が実施されたそうです。
それまでは、1868年 (明治元年) 9月の太政官布告により、31日を除く1と6のつく日を休日としていたとか。
しかし、欧米との交易等で不便があったため、欧米と同じ仕組みに改めることにしたようです。
それ以前の1871年 (明治4年) から、皇居で毎日正午に大砲 (午砲・ドン) を撃っており、土曜日はドンとともに仕事が終わることから、丸の内に勤める人たちの間で「半ドン」と呼ばれるようになったのです。
ドンは全国の都市で行われるようになり、それとともに「半ドン」という言葉も全国に広まりました。
また、オランダ語で日曜日を意味するzondag (ゾンターク) が訛って「ドンタク」となり、土曜日は半分が休日であることから「半ドンタク」略して「半ドン」となったとする説もあるようです。
「半ドンの日」に思うこと
「半ドン」という言葉は、もはや死語でしょうね。
僕が大学を卒業して就職したのが、1978年 (昭和53年) です。その頃は、週休二日制が大企業に定着してきたものの、中小企業の多くは土曜半ドンだったと記憶しています。
当時、土曜半ドンを経験していた上司や先輩は、「土曜の午後は、家には残業と称して羽を伸ばせたんだよなぁ〜。」などと懐かしんでおりました。(^^;
その後、いつからか休暇を丸々一日とらずに、半日単位で取得できる半休制度がスタートしました。
午前中に用事を済ますとか、病院へ行くなどいう理由の時は午前中の半休を取りますが、週末金曜日の午後に半休、翌週月曜日の午前中の半休を取ると、金・土・日3泊の旅行に行けるなどの利用価値があったので、とてもありがたかったです。
今や、フリーランスとして土・日関係なく仕事をしていて、却って平日に休んだ方がどこに行っても混雑を避けられるというメリットを感じています。
逆に、週末きちんと休む習慣がなくなったので、メリハリがなくなるというデメリットも感じているのでセルフコントロールが大事になりますが…
・・・というわけで、会社員時代の週休二日制を懐かしく思い出した木曜日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.3.12記)