さて、3月15日は「万国博デー」です。
「万国博デー」の由来
1970年 (昭和45年)、アジア初かつ日本で最初の国際博覧会が開催されました。
3月14日に開幕式が行われた「日本万国博覧会(大阪万博)」の一般入場が、翌日に開始され、この日が「万国博デー」になったのです。
日本では、1964年の東京オリンピック以来の国家プロジェクトであり、多くの企業・研究者・建築家・芸術家らが、パビリオン建設や映像・音響などのイベント制作・展示物制作に起用されました。
冒頭の画像は、「芸術は爆発だ!」で有名な故・岡本太郎氏が制作した、大阪万博のテーマ館のシンボル「太陽の塔」です。
未来を表す上部の黄金の顔、現在を表す正面胴体部の太陽の顔、過去を表す背面に描かれた黒い太陽の3つの顔を持っていました。
「万国博デー」に思うこと
岡本太郎氏は、その強烈な個性で批判されることも多かったと記憶していますが、それだけ多くの人に影響を与えた人でもありました。
特にこちらの本に登場する、この言葉は有名です。
「安全な道をとるか、危険な道をとるか。迷ったら、危険な道を選べ」
僕がセルフブランディングを学んだ「自分をつくる学校」の学長でもある安藤美冬さんが、30歳の時に大手企業を退職して、実績ゼロからの独立を果たしたのも、岡本太郎氏のこの言葉に背中を押されたからだ、といいます。
人間歳をとればとるほど、リスクを恐れ、保守的に生きようとしがちです。
それまでに築き上げてきたものを失うかもしれない、という恐れもあるでしょう。
失敗してみじめな思いをしたくない、という気持ちもあるかもしれません。
それ以上に気になるのが、世間の目や他人から指される後ろ指かもしれません。
「いい歳をして、みっともない」「あんなことをして、失敗したらどうするのか」
そんな言葉が頭をよぎるのが、目に浮かびます。実際、僕がそうでしたから。
「会社を早期退職してフリーランスになるなんて、うまくいくわけがない」「自分の娘みたいな歳の女性に教えを乞うなんて、みっともない」
そんな声も聞こえてきました。(どうやら、やっかみも半分あったようですが…)
でも、一度はそんな世界に踏み出さなければ、なんにも始まらないではないか、と思うわけです。
失敗したら、別の方法でチャレンジすればいい。何度でもやり直せるのですから。
みっともなくジタバタあがいて、人に後ろ指を指されてこそ、到達できる世界があるのだと思います。
・・・というわけで、これからも人生のセカンドステージを大いにみっともなくジタバタあがいて進んでいこうと思う日曜日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.3.15記)