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” LPレコードの日 ” に思うこと → デジタルだけでなく、アナログの世界も併せ持つ感受性は大切にしたい

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さて、今日3月20日は「LPレコードの日」だそうです。

「LPレコードの日」の由来

今から64年前の1951年 (昭和26年) 3月20日、日本コロムビアから「長時間レコード」という名前で、LPレコードが発売されたことから、この日が「LPレコードの日」となりました。

Wikipediaで「レコード」を調べたところ、以下のように記載されていました。

レコード (record) とは、音声記録を意味し、主に樹脂などでできた円盤に音楽などの音響情報を刻み込み記録したメディアの一種を示すことが多い。音盤などその他の呼び方で呼ばれることもある。

世界で初めて実際に稼動した、再生可能なレコードは、エジソンが 1877年12月6日 (のちの「音の日」) に発明した「フォノグラフ」である。

直径8cmの、錫箔を貼った真鍮の円筒に針で音溝を記録するという、基本原理は後のレコードと同じものである。

「LPレコードの日」に思うこと

今、LPレコードと言って「ああ、あれね。」と思い浮かべることができるのは、いくつくらいの年代の人でしょうか?

今から30年以上前には、既にCDが登場していましたので、家庭に現存しているLPレコードは今となっては希少価値でしょうね。

昨日のブログでご紹介したカメラも、スナップ写真程度はスマートフォンに置き換わっていますが、音楽鑑賞用としてのLPレコードはCDを経て、今ではiTunesストアでの音楽配信などでスマートフォンに置き換わっています。

他にラジオも、スマートフォンにアプリをインストールして、ネットに繋がる環境であれば聞くことができます。海外のラジオ局も聴くことが可能です。

あれこれと機器を揃えることなく、気軽に手軽にスナップ写真や音楽やラジオを楽しめるようになって喜ばしい反面、やっぱり有り難みは薄れているように思います。

昔々、実家に家具調ステレオが届いて、初めてLPレコードに針を落とした時のワクワク感、腹に響く重低音の音響が部屋に満ちた時の感激を思い出します。

フィルム式カメラで撮影したフィルムを現像に出して、プリントを取りに行ってどんな風に写っているか、袋から取り出す時のドキドキ感を思い出します。

ラジオを選局する時、ダイアル式のボタンを回して調整し、雑音から鮮明な音声に切り替わった時の嬉しさを思い出します。

まあ、どれも懐古趣味と言われてしまえば、その通りなのですが、何かを得れば何かを失うわけです。

・・・ということで、何もかも 0 (ゼロ) と 1 (イチ) で割りきれるデジタルの世界だけではなく、曖昧さを残したアナログの世界も併せ持つ感受性は大切にしたいな、と思う華金の朝なのでした。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2015.3.20記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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