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” 拾得物の日 ” に思うこと → 嘘をつかず正直に公明正大にいこうね!

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さて、今日4月25日は「拾得物の日」だそうです。

「拾得物の日」の由来

今から35年前の1980年4月25日に、東京・銀座で現金1億円の「落し物」が見つかり、拾得物として届けられたことにちなんでいます。

結局、落し主は現れず、拾った人に全額が渡ったということでニュースになりました。

法的には、遺失物 (一般的には忘れ物、落し物) を拾った者を拾得者 (しゅうとくしゃ)、拾われた物を拾得物 (しゅうとくぶつ) というそうです。

遺失物の扱いについては、民法及び遺失物法で定められていて、「拾得者は、速やかに拾得をした物件を遺失者に返還するか、または警察署長に提出しなければならない」とされています。

この義務に違反すると、遺失物横領罪 (刑法254条) に問われてしまいます。

「拾得物の日」に思うこと

拾得物と聞いて、なぜかイソップ寓話の「金の斧、銀の斧」を思い出しました。

あらすじは次のような内容でしたね。

あるきこりが川辺で木を切っていたが、手を滑らせて斧を川に落としてしまう。

困り果て嘆いていると、ヘルメース神が現れて川に潜り、金の斧を拾ってきて、きこりが落としたのはこの金の斧かと尋ねた。

きこりが違うと答えると、ヘルメースは次に銀の斧を拾ってきたが、きこりはそれも違うと答えた。

最後に失くした(鉄製の)斧を拾ってくると、きこりはそれが自分の斧だと答えた。 ヘルメースはきこりの正直に感心して、三本すべてをきこりに与えた。

それを知った他のきこりは、わざと斧を川に落とした。

ヘルメースが金の斧を拾って同じように尋ねると、そのきこりはそれが自分の斧だと答えた。ヘルメースは呆れて何も渡さずに去り、恥知らずなきこりは自分の斧を失った。

「神は正直な者を助け、不正直な者には罰を与える」という教訓なわけです。

35年前に銀座で現金1億円を拾った人は、中身を知らずに届け出たのか不明ですが、きちんと正直に届けたから何のやましさもなく、後日全額を受け取れたと思います。

ただ、職業や実名が報道されてしまったようで、その後の人生がハッピーだったかどうかは分かりません。

いずれにしても、正直に公明正大に胸を張って生きていくことが重要であるなと思った「拾得物の日」の朝なのでした。

・・・・・・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
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(2015.4.25記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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