さて、今日は「 ペリー上陸記念日」だそうです。
「ペリー上陸記念日」の由来
その名前の通り、今から162年前の1853年 (嘉永6年) 7月14日に、アメリカの4隻の黒船艦隊が江戸湾の浦賀沖に現れ、ペリー提督が久里浜に上陸して将軍への親書を渡した日を記念したものです。
この時は新書を渡しただけでしたが、翌年再び来航したペリーとの間で「日米和親条約」が結ばれ、日本の鎖国が終わったのです。
「ペリー上陸記念日」に思うこと
現在、NHKで放送されている大河ドラマ「花燃ゆ」では、この幕末の動乱期に黒船艦隊が現れたことにより、尊皇攘夷の嵐が吹き荒れる様子が描かれています。
まさに、長年の鎖国が解かれ、日本が近代国家に向けて舵をきる時代です。
ペリーが上陸した日から18年後の1871年 (明治4年) の同じ日に、藩を廃止して県を設置する勅書が出されます。いわゆる廃藩置県です。
それからの明治・大正・昭和の時代を経て現在に至るわけですが、考えてみるとこの短期間にずいぶんと色々なことが起こったわけです。
吉田松陰などが、現代のインターネットやスマホ・タブレットで世界中が繋がっている様子を見たら、一体何というのでしょうか…
凄まじいまでの科学技術の進化ですが、人間としての進化はいかばかりなのでしょう。あの天下国家を論じる気概はどうしたのでしょうか。
・・・というわけで、人としての在り方を考えてしまった「ペリー上陸記念日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.7.14記)