さて、今日は「重陽の節句 (菊の節句) 」です。
「重陽の節句 (菊の節句) 」とは?
五節句の一つですね。
節句 (せっく) は、日本の暦の一つで、伝統的な年中行事を行う季節の節目 (ふしめ) となる日です。
かつてはさまざまな節句があったそうですが、江戸時代に幕府がそのうちの5つを公的な行事・祝日として定めたとのことです。
それが人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句の五節句です。
重陽の節句は、旧暦では菊が咲く季節であることから、菊の節句とも呼ばれているわけです。
陰陽思想では、奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれています。
奇数の重なる月日は不吉とされていましたが、後に陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったのです。
「重陽の節句 (菊の節句) 」に思うこと
菊が咲く季節は、もう少し先ですが、いよいよ秋到来を感じさせますね。
2015年の今日は、台風18号が本州を横切りそうです。折角の節句ですが、その雰囲気に浸るような気分にはなりません。
穏やかな中秋の名月、ススキの穂、そして綺麗に咲く菊の花などを思い浮かべながら、台風の被害がでないことを祈りつつ過ごしたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.9.9記)