さて、今日は「宇宙開発記念日」だそうです。ということで、久々の宇宙ネタを…
「宇宙開発記念日」の由来
今から58年前の1957年 (昭和32年) 10月4日に、当時のソ連 (現ロシア) が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功したことを記念した日です。
ソ連のロケット科学者コンスタンチン・ツィオルコフスキーの生誕100年と、国際地球観測年に合わせて打ち上げられたとのことです。
科学技術的に大きな成果となりましたが、スプートニク・ショックと呼ばれる現象を引き起こし、米ソの宇宙開発競争が始まります。
これは、当時の冷戦期の政治状況に大きな影響を与えた出来事でした。
「宇宙開発記念日」に思うこと
スプートニク1号が打ち上げられたのは、僕が生まれた翌年です。そこから、冷戦下の米ソ宇宙開発競争が繰り広げられました。
1961年には、当時のアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが、1960年代中に人間を月に到達させるとの声明を発表しました。
そして、1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸したことにより、その公約は実現されたのです。
現在まで、地球以外の天体に人類が到達したのは、このアポロ計画だけで、人工衛星ではソ連に後れをとったアメリカが一気にその後れを挽回した出来事でした。
思い返すと、宇宙開発は米ソ両大国による熾烈な競争により進められたわけです。
そんな中で育った僕は、脳天気にテレビから伝えられる宇宙の出来事に、ワクワクして見入っていました。
今でも、生きているうちに暗黒の宇宙空間から、青く光り輝く地球の美しい姿をこの目で見たい、という夢は捨てていません。
技術的にはもうすぐそこまで実現可能性が迫ってきていますが、なんといっても費用がまだ…(^^;
とはいえ、夢は諦めず長生きしようと思う「宇宙開発記念日」の朝なのでした。
最後に、お決まりの映像をご紹介しておきます。地球はなんと美しいのでしょう!(是非HD画質でご覧を…)
素晴らしきかな、地球。この美しさをみんなに伝えてほしい!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.10.4記)