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” 国際協力の日 ” に思うこと → 日本は、敗戦後10年弱で被援助国から援助国になった!

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さて、今日は「国際協力の日」だそうです。

「国際協力の日」の由来

今から61年前の1954年10月6日に、日本が途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟しました。

このことにちなんで、外務省と国際協力事業団 (JICA) が、1987年に制定した記念日です。

「コロンボ・プラン」とは、戦後最も早く組織された開発途上国援助のための国際機関でした。

日本は加盟翌年の1955年から研修員の受け入れ、専門家の派遣といった政府ベースの技術協力を開始しました。

これが日本のODA (政府開発援助) の開始とされています。加盟を契機として、戦後日本はマーシャル・プラン等による被援助国から援助国へ転換したわけです。

「国際協力の日」に思うこと

第二次世界大戦の敗戦が、1945年でした。それから10年も経たずに、日本は被援助国から援助国に立場を変えることができたわけです。

今年で戦後70年が経ったわけですが、空襲で焼け野原になった東京の映像を見るにつけ、そこから驚異的な経済成長を遂げたことに、ただただ感心してしまいます。

戦後の日本を牽引した人々の、凄まじいまでの、そして、死に物狂いの努力があったからこそ実現できたことでしょう。

経済成長を遂げる間には、さまざまな公害などの問題や環境問題に端を発するアメリカ発の排ガス規制の問題などもあったわけですが、逆境をバネに更に国際競争力を身につけて日本企業は乗り切ってきました。

しかし、最近では東芝の不正会計問題など、これまで培ってきた日本企業の矜持を、内向きの論理で傷つける出来事が起こっています。

また、フォルクスワーゲンのテスト逃れの不正ソフトの問題などは、世界全体の問題に飛び火してきました。

やはり、真っ向から正々堂々と取り組む姿勢がないと、一時的な利益を得ても永続することはできません。

「急いては事をし損じる」・・・個人の生き方も同じですね。

ウルトラCのような近道は存在しません。ダイエットだって、即効性を謳う特効薬のようなものは怪しげです。

・・・というわけで、地道に一つひとつ確実に取り組んでいくことが大切、と改めて思う「国際協力の日」の朝なのでした。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2015.10.6記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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