さて、今日 10月15日から21日までは「新聞週間」だそうです。
「新聞週間」の由来
アメリカでは、新聞の重要性、必要性を多くの人々に知らせる運動が、1930年代から行われていました。それが、1940年には全米に拡大します。
日本では、新聞の普及と教育のために、戦後日本を統治したGHQが新聞週間を提唱しました。
1947年 (昭和22年) に、愛媛新聞が初めて新聞週間を実施し、日本新聞協会が翌年から実施したそうです。
当初は、10月1日からの1週間でしたが、台風シーズンと重なってしまうため、1962年 (昭和37年) から現在の日程に変更されたとか。
「新聞週間」に思うこと
皆さんは、どんな新聞を読まれていますか?
ビジネスの世界に身を置いていれば、日本経済新聞や日経産業新聞、その他業界紙は必読でしょうか。
その他、読売・朝日・毎日・産經などの一般紙はどうでしょう?
最近の新聞報道の是非について、いろいろな意見がありますね。沖縄の新聞社を巡る作家や一部自民党議員の発言が問題になったりもしました。
安保法制の審議を巡っては、一部新聞が真っ向から反対の論調をとり、その報道姿勢に疑問の声があがったりもしました。
新聞報道の在り方としては、確かに如何なものか、と思うような内容もあったようです。
何事も、賛成論があり反対論もあるので、まずはそれをどちらも公正に報道するのが新聞の役割ではないのでしょうか。
新聞社の主張は、社説である程度は開示できるはずです。
また、従軍慰安婦問題に関する誤報により、国際社会に対して大きな誤解を与えるなど、あってはならない問題も起きました。
一新聞の報道だけで、世論が形成されるわけもないと思います。
また、これだけインターネットによる情報洪水が押し寄せる中、我々もそれらの真偽を見極め、確かな判断をしていかなくてはいけません。
・・・というわけで、新聞をはじめマスコミによる報道について、鵜呑みにすることなく、冷静に事の是非を判断していかなければ…と改めて思う「新聞週間」初日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.10.15記)