さて、今日は昨日に引き続き、ビジネス系メルマガ「平成進化論」に書かれた言葉が、僕の脳内アンテナに響いたことについて書いてみます。
意思決定の結果と過ごす時間は長い
昨日の記事でもご紹介しましたが、ビジネス系メールメディアで、個人発行として日本最大規模の「平成進化論」というメールマガジン4515号で、著者の鮒谷周史さんは以下のように書いておられました。
今からちょうど10年前に、生活創庫の堀之内九一郎社長 (当時) と
対談したことがありました。
そのとき、堀之内さんが、
▼5年前にあなたは何をしていたか?
その答えが「今」にある
と言われていたのが印象的で、今でも時折、思い出されます。
この言葉を、意思決定の話に置き換えて考えてみると、
「5年前の意思決定が、あなた(や私)の人生を決めている」
あるいは、
「今日の意思決定が、5年後のあなた(や私)の人生を決定する」
とも言えるでしょう。
とするならば、豊かに、楽しく、幸せに人生を生きるために
決定的に大切なのは、今後、さまざまな選択を迫られるとき、
その都度に必要とされる「質の高い、意思決定の基準」を
持つことです。
この言葉を読んで、今の自分の気持ちが敏感に反応しました。
5年前は、会社を早期退職して独立を決意した時
今から5年前というと、以前勤めていた会社をアーリーリタイアメントして、独立起業しようと決心した時期でした。
大きな意思決定でしたが、あの時決断していて良かったと思います。
それまでは、会社を定年退職してから、今のITコンサルタントという仕事をフリーランスとしてやろう、と思っていました。
それが、会社が同業他社と合併し、増えた中高年層をリストラするため、一時的な早期退職優遇制度を設定し、2010年暮れに退職希望者を募ったのです。
そのことを知った時は、迷いなく手を挙げようと思いました。2011年の正月休みに将来設計を描き、奥さんに打ち明けました。
幸い、奥さんは「後で悔いを残さないように、あなたの希望する人生を生きて欲しい」と理解してくれました。
定年まで5年を残していましたので、当然準備不足でしたが、それから1年かけて準備し、フリーランスとして独立しました。
独立してからは、多くの人に支えられて今日があります。ほんとに感謝してもしきれません。
5年後の人生を決定づける意思決定を、今どうするか
実は年が明けてから、「新たなコンフォートゾーン作り」を進める中で、ワークスタイルも含めたライフスタイル全体の設計を見直そう、と考え始めていました。
そんな時期に読んだ言葉なので、今の自分の気持ちに大きく響いたのだと思います。
考え出すと、あれこれ悩んだり、躊躇したりするわけですが、「やりたいことを諦める」という意思決定だけはするまい、と決めています。
どんなことを考えているのか、については、いずれこちらでもご報告したいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.1.26記)