さて、昨日は先日発表されたサラリーマン川柳の入選作品100選から、いくつかをピックアップしてご紹介しました。
中には、クスッと笑える自虐ネタのようでいて、それでも前に進んでいこう、という意思が垣間見える作品もあります。
失敗した事・つらかった事を川柳のネタにしてみる
今年だけでなく、過去の作品も含めて振り返ってみました。
出来ません！！」 言えるあなたは 勝ち組です
安月給 伸びしろあると 褒められる
やられたら やり返せるのは ドラマだけ
自分の不甲斐なさを嘆いていますが、誰にでも思い当たるだろうことをうまく捉えています。
エアＫを まねて着地で くじく足
ジム通い 結果が出ずに 腹が出る
健康に関する作品も目につきますが、良かれと思ってやっても、うまくいかなかいこと多いですよね？
増えていく 暗証番号 減る記憶
オレオレと アレアレ増える 高齢化
中高年になれば、誰でも通る道をユーモラスに捉えています。
「大丈夫？」 最後はＳｉｒｉに 励まされ
『前向きで』 駐車場にも 励まされ
孤独を感じる瞬間、誰にも言えず悩んでいる時、落ち込んでいる時、機械的な音声であっても慰められることもあるでしょう。
こうやってみると、失敗した事やつらかった事が川柳のネタになっています。うまく川柳にできたら、笑えますよね。
笑いが取れるネタにして、過去を全肯定しよう！
先日、このブログで「“失敗力” を培い、過去を全て肯定することで、未来は拓ける！」という記事をアップしました。
その中で、「過去は変えられないが、解釈は変えられる！」と書きました。
過去に失敗した事やつらかった事は、できれば思い出したくないものですが、うまくネタにできたら、それは過去の出来事の解釈を変えたことになります。
そして、そのネタを人に話して、笑いが取れるようになったらしめたものです。
笑ってくれた人は、きっと親近感を持ってくれるでしょう。そして、前向きに生きている人だと評価してくれるでしょう。(まあ、中にはバカにする人がいるかもしれませんが…そんな人は放っておいて…(^^; )
そうなれば、自分の過去を全て肯定できるようになるはずです。
そして、今がどんなにつらくても、苦しくても、悩んでいても、命をとられるような事でないのなら、大いなる飛躍の時に備えてグッと屈んでいるのだ、と思えるはずです。
明けない夜はない。春が来ない冬はない。ですよね？
･･･････
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた！
････････････
(2016.2.20記)
