さて今日は、移住検討時や移住時の各種サービスを割引する制度が全国各地で相次いでいることに注目してみました。(こちらの記事参照)
4つの県の事例
鳥取県
鳥取県では、移住関連情報をメールマガジンなどで受け取れるほか、協賛する438団体から、宿泊料金や引っ越し料金、森のようちえん入園料の割引サービスなどを受けられる「とっとり移住応援メンバーズカード」を2016年5月24日から開始しています。
移住定住支援施策のご紹介/とっとり暮らし支援課/とりネット/鳥取県公式サイト
富山県
富山県では、レンタカー会社、引越事業者、不動産業者、自動車教習所の4業種・67事業所が対象で割引が実施される「とやま移住応援団」が、同じく2016年5月から開始されています。
高知県では、合宿免許取得、移住者優遇ローン、賃貸物件利用特典、レンタカー会社、引越事業者、宿泊特典、リフォームなどの特典・割引が受けられる「高知家で暮らし隊」の無料会員を募集中です。
高知で暮らし隊 会員大募集
徳島県
徳島県では、ホテルや不動産、レンタカー会社、引越事業者、自動車教習所など33企業が対象で割引が実施される「とくしまに住み隊」を創設しています。住み隊会員証を提示することで、それぞれ家賃や仲介手数料、宿泊料、利用料の割引といったサービスを受けられます。
徳島県、民間企業連携により移住検討者に宿泊費など割引 – エキサイトニュース
とくしまに住み隊 …
最後に
かつては、シニア層が現役を引退したあと「田舎暮らし」を志向するというのが、UターンIターンの中心でした。
しかし、今は若者世代の一流大学・一流企業を一律に目指す風潮に変化が起きて、魅力ある地域で仕事を探す動きが増えてきたといいます。
全国各地で「産学官金労言」の連携が進み、魅力ある地域作りを目指し、それが実現していけば、東京一極集中の流れが変わるかもしれません。
その上で、各地域で移住促進のための支援策が充実することで、その動きの背中を押すことになります。
それこそ「知恵」の出し比べになりますが、それぞれの地方の特色を活かした知恵が出てくるといいですね!
【参考】
一般社団法人 移住・交流推進機構のサイト「JOIN ニッポン移住・交流ナビ」では、日本全国の情報を網羅的に見ることができます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.5.27記)