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さて、昨日は、宮崎県日南市がクラウドソーシングを活用して「月収20万円ワーカー育成プロジェクト」に取り組んでいることをご紹介しました。
クラウドソーシングだけで月収20万円を稼ぐことは決して簡単なことではありません。それでは、日南市はどのようにそれを実現しようとしたのでしょうか?
3人の市民 (子育て中の主婦) がチャレンジャーに
「月収20万円ワーカー育成プロジェクト」の目標額である20万円は、日南市の平均賃金とほぼ同レベルにあたり、それだけで十分生活していくことができる水準だそうです。
クラウドソーシングだけで月収20万円を稼ぐことは難しいものの、正しい努力を続けることで、それを実現している方は確かに存在しています。
日南市はクラウドワークスと共に、明確な目標を掲げることで地方に新しい働く機会を作っていくことに本気で取り組んでいく決意を示したのです。
プロジェクトでは、日南市が応募者の中から選定した3人の市民が月収20万円を目指して、クラウドソーシング (クラウドワーキング) への挑戦をスタートしました。
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クラウドワークスは、サービスの使い方や仕事の獲得方法についてアドバイスをしたり、実際に月収20万円を達成しているクラウドワーカーの体験談を聞くことができる機会を用意するなどして、挑戦者を支援します。
日南市職員も、挑戦者の状態を把握し、モチベーションを高めるために定期的に面談をするなど、丁寧なサポートを続けたそうです。
乗り越えなければならない壁
プロジェクトに参加した3人の市民は、いずれも子育て中の主婦でした。基礎的なパソコンスキルはあったものの、プログラミングやデザインなどの、クラウドソーシングですぐに収入につながりやすいスキルや経験は持っていません。
そこで、3人が挑戦したのは、WEBライティングの仕事でした。様々な分野の情報を提供するWEBメディア運営企業が、自社サービスに掲載するための文章の執筆を依頼するケースが近年、急増しているからです。
といっても、WEBライティングの仕事の報酬は、一般的に文章の長さ (文字数) と文字単価によって決まり、文字単価はそれぞれの仕事で求められる文章のレベルによって0.5円程度から10円を超えるものまであります。
文章作成に慣れない主婦の方が、すぐに高単価の仕事を受注できるわけもありません。毎日継続的に時間をかけて仕事をし、数多くの仕事をこなしていくことで報酬の単価を上げていくことが必要となります。
取り組みがスタートしてしばらくしても、思うように収入を増やせず、「こんなことを続けても本当に稼げるようになるのか」と不安を抱き、モチベーションが落ち込んでしまうことが度々あったそうです。
これは、誰もが乗り越えなければならない壁だといいます。しかし、月収20万円を実現したクラウドワーカーの多くは、自分のペースをつかんでレベルアップしていくことで、この壁を乗り越えるとか。
いかにこの「導入期の試練」を乗り越えるか、このプロジェクトの初めての挑戦となりました。
挑戦者のモチベーションが落ちた時には、日南市の職員が対面で相談に乗り、「がんばりましょう」と声を掛ける。時に挑戦者の方たちと一緒に同じ仕事に取り組み、伴走するかたちで励ましたそうです。
クラウドワークスも、初心者が取り組みやすい仕事を選んで紹介したり、オンラインチャットなどでアドバイスを送るなどの支援を行いました。
半年以上を掛けて、プロジェクト参加者はクラウドワークスでの収入を増やしていきます。結果的に、月収20万円には至らなかったものの、クラウドソーシングで「毎月の家賃と光熱費が払えるくらい」の月収を得る参加者が生まれたのです。
その後、このプロジェクトは当初の想定を超えた、ある「成果」を生み出します。
ちょっと長くなりましたので、それは次回に続けます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.8.18記)


















