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【亀の甲より年の功】・・・年の功と老害は紙一重かも?

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(画像出典元はこちら)

さて、今日の故事ことわざは、「亀の甲より年の功」です。

「亀の甲より年の功」とは?

年長者の豊富な経験は貴重であり、尊重すべきものだという意味です。

亀は万年生きると言われており、それに比べれば人生の八十年程度は短く感じるとしても、年長者の経験から身につけた知恵や技術は貴ぶべきだということです。

本来は、「亀の甲より年の劫」と書くそうです。「劫」は、きわめて長い時間を指していて、「甲」は甲羅を指し、「甲」と「劫」の同音をかけてできたことわざだとか。

「年の功」を発揮するためには

今日10月16日は、「ボスの日」だそうです。日頃お世話になっている上司などに、感謝の気持ちを込めてプレゼントしたりするのです。

かつて、日本の会社では年功序列制度が当たり前でした。

知識・能力・リーダーシップはともかく、年の功がまず必要だったわけです。

今や年功序列は崩れたといわれていますが、男性優位・年齢優先といった過去の呪縛は、まだまだその引力を保っているように思われます。

皆さんが所属する組織の中で、知識・能力・リーダーシップより年齢によって経験を積んでいるかどうか判断され、上司になっている方はいますか?

そうした上司でも、性格が良ければまだしも、偉そうにしたり各種ハラスメントに及ぶ困ったちゃんでは、部下になった方が気の毒です。

やはり年の功を発揮するためには、経験に裏打ちされた知識・能力・リーダーシップを兼ね備えることが必要でしょう。

そうでないと、単なる老害に陥ってしまいます。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2017.10.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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