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さて、今日の故事ことわざは、「三つ子の魂百まで」です。
「三つ子の魂百まで」とは?
幼い頃の性格は、年をとっても変わらないという意味ですね。
「三つ子」とは、三才の子供のことを指し、転じて幼い子を指すようになりました。
「魂」が「心」「根性」「知恵」、「百」が「八十」「七十」「六十」に置き換わった表現もあって、組み合わせによって多くの句があるそうです。
11月15日は「七五三」
そういえば、今日11月15日は「七五三」ですね。
「七五三」は、数え年で男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳のとき、成長を祝い神社に参詣する年中行事です。
その昔は、今のように医療技術も進歩していなかったため、生まれた子どもが順調に育つことは難しい時代でした。そうした時代に、子どもが無事に育った喜びは、ひとしおだったことでしょう。
11月15日に行うようになったのは、江戸時代に徳川綱吉の子、徳松の祝いがこの日に行われたことからという説と、15日になっている理由は 7+5+3=15だからという説とあるようです。
男女共に、3歳には人として形作られる
七五三が、男の子も女の子も数え年で3歳になるとお祝いされるように、赤ちゃんから無事育って3歳になる頃には、人としての原型が形作られるのでしょう。
また、子どもは3歳までに一生分の親孝行をする、とも言われています。それまで可愛い盛りなので、親はそれで十分孝行してもらったと納得せよ、とも聞こえます。
また、その後の学校生活、社会生活を過ごす中で、どう育っていくかも、3歳までにほぼ決まってしまうのかもしれません。
そう考えると、親から受け継いだ遺伝子と共に、3歳までどのように慈しみ育てられたか、が大きく一生を決めることになるのかもしれません。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.11.15記)