(画像引用元はこちら)
さて、これまで出版への道を志すことになった経緯、想定読者に伝えたいことを書いてきました。 (こちらのページ参照)
前回は、自分の「強み」を検証するには、第三者からの「feedback」と「stroke」が重要であると書きました。
今日は、自分の「強み」を磨き上げて生き方を変えよう、自分をアップデートしようとすると、ある「不安」が生じることについて書いてみます。
変わることへの不安と変わらないことへの不満
人は、自分を変えよう、アップデートしようとした時に、自分の中にある抵抗が生まれるのを感じることがあります。
今よりステップアップするために、アップデートするために、生き方を変えようとしたはずなのに、変えることに抵抗する自分がいるのです。
人はよく「変わりたいのに変われない」といいます。そして、変われない理由を次々と挙げていきます。
曰く、ほんとは会社を辞めて独立したいが、まだ子どもが小さくリスクのある独立はできない、とか、ほんとは強みを生かして週末起業をしたいが、別にやらなければいけないことがあって時間がないからできない etc,etc…
こんな状況を、あのベストセラーとなった「嫌われる勇気―――自己啓発の源流『アドラー』の教え」では、それは「変われない」のではなく、「変わらないことを選択しているのだ」と指摘しています。
変えることへの「勇気」を持つ
そもそも、自分の好きなこと・得意なことを「強み」に磨き上げて、生き方を変えたい、と思ったのは何故だったでしょう?
それは、以下の記事で問いかけたことがスタートだったはずです。
自分に残された時間が、あと3年しかなければ、あなたは何をやりたいですか?
終わりを思い描くことから始め、現在に向けて線を引いてみる
それなのに、実際に生き方を変えようとすると、不安が広がり躊躇する自分がいるのです。
ちょっと話は変わりますが、キリスト教社会で古くから口承されてきた「ニーバーの祈り」という有名な言葉があります。それは、つぎのような内容です。
神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる心の平静さと、変えることのできる物事を変える勇気を授け給え。そして、この二つの違いを常に見分けられる知恵を授け給え。
心の平静さと勇気と知恵、この言葉が凄く響きます。
特に、変えることのできる物事を変える勇気は、なんとしても持たなくてはいけません。
そして、自分をアップデートすることに躊躇してはいけない、と思いますが、ではその勇気はどのようにしたら持つことができるでしょうか?
さて、また長くなってきたので、続きは次回に。
では、また!
・・・・・・・・・・・・
(2018.1.21記)