(画像引用元はこちら)
さて、これまで出版への道を志すことになった経緯、想定読者に伝えたいことを書いてきました。 (こちらのページ参照)
前回は、ロールモデル (お手本にしたい人物) の存在の次に必要なのは、自分の人生の棚卸しであり、そのためには「自分史年表」と「自分史」の作成が有効だと書きました。
そして最後に、もし残された時間が3年しかなければ、何をやりたいですか?と問いかけました。
スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ
あまりにも有名なスピーチですが、スティーブ・ジョブズが癌に冒されたあと、2005年6月12日に米国スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。
この中で「ハングリーであれ、愚か者であれ (Stay hungry, Stay foolish) 」や「点と点を繋げる (Connecting The Dots) 」といった言葉と共に、印象に残る言葉をジョブズは遺しています。
それは次のような言葉です。
毎朝鏡に向かって「もし今日が人生最後の日ならば、今日するつもりでいることを本当に行うだろうか?」と自問してきました。そして「ノー」という答えが何日も続くようならば、何かを変えるべき時が来ているのです。
もし、残された時間があと3年しかなかったら…
皆さんは、自分の人生の最後を思い浮かべるとしたら、どのくらい先を想定しますか?
多分、相当先の未来であり、今日明日のことではないでしょう。
人生100年時代と言われるようになりましたが、それが普遍的になるにはまだしばらく時間がかかりそうです。
では、残された時間があと3年しかない、と宣告されたら、どのように生きますか?これまでの延長線上で今日・明日を過ごすでしょうか?
スティーブ・ジョブズの言うように、答えが「ノー」であるならば、何かを変えないといけないと思います。
自分の好きなこと、得意なことを「強み」に変えて生きる
人生の棚卸しを、「自分史年表」や「自分史」を通じて行い、そして見えてくるのは、自分がかつて夢中になって (寝食を忘れて) 没頭したことや、ワクワクして取り組んだことです。
また、自分ではごく当たり前にできていることで、人に感心されたり、人から感謝されたりすることがあったのに気付きます。
残された時間が3年という限られたものでなく、天寿を全うできるとしても、新たな生き方を選ぶなら、自分の好きなこと、得意なことを「強み」に変え、それを武器にして生きるのが良いと思います。
さて、長くなってきたので、次回に続けますね。
では、また!
・・・・・・・・・・・・
(2018.1.9記)