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さて、「今日の一言メモ」第363回です。
さて、今日2月27日は、絆の「ずな」→「づな」→「ツー・ナナ」→「27」で「絆の日」だそうです。
なんでも、2月14日のバレンタインデーと、3月14日のホワイトデーの間に「恋人同士の絆を深める日」を設けようと、結婚カウンセラー等が制定した日だそうです。
そして「絆」といえば、一躍この言葉が注目された東日本大震災から、まもなく9年が経とうとしています。この9年という月日の流れの中で、絆という言葉もあまり聞かれなくなりました。
そして、2014年から政府が旗を振っている「地方創生」も6年目を迎えています。当初の計画に反して、首都圏への人口流入は一向に減る気配を見せず、東京一極集中を回避するという大きな目標は果たせていません。
さらに、2015年の国勢調査では統計史上初めて人口が減少したことをデータが実証しました。5年毎に行われる調査は、今年の10月に行われる予定ですが、人口減少スピードがさらに早まっていることが示されるはずです。
自ら未来を作るリスクより、未来を作ろうとしないリスクの方が大きい
高齢化社会から超高齢化社会へと移りつつあるのは誰もが認めているところであり、シニアからシルバー世代がこの社会の中で果たすべき役割はますます大きくなっているといえます。
人生100年時代と言われるようになり、50代はもとより60代、70代、80代の人間が「もう歳だから……」などと言って、新たなことにチャレンジせず耄碌していくことは許されません。
現代経営学そしてマネジメントの父とでも言うべきピーター・ドラッカーは、こう言っています。(こちらのサイト参照)
変化はコントロールできない。
できるのは変化の先頭に立つことだけである。
自ら未来を作ることにはリスクが伴う。
しかし、自ら未来を作ろうとしないことのほうが
リスクが大きい。
成功するとは限らない。
だが、自ら未来を作ろうとせずに
成功することはない。
というわけで、シニア・シルバー世代が、これからの時代を逞しく生きていくためには、自ら未来を作るリスクを負い、変化の先頭に立ち、これからの時代を牽引していく気概を持つことが求められていると思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.2.27記)