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さて、「今日の一言メモ」第390回です。
「図書館開設記念日」
今日4月2日は「図書館開設記念日」だそうです。今から148年前の1872年(明治5年)4月2日、東京・湯島の昌平黌(昌平坂学問所)講堂跡に日本初の官立公共図書館で、帝国図書館の前身である東京府書籍館(しょじゃくかん)が開設されました。これを記念して、4月2日が「図書館開設記念日」になったのです。
ロンドン図書館などを参考にした、初めてのヨーロッパ式図書館だったそうです。のちに上野に移設され、上野図書館として親しまれました。
国会図書館の前身である帝国図書館の開館は、今から123年前の1897年(明治30年)4月27日でした。4月27日は「国会図書館開館記念日」になっています。
なお、当初は大宝律令の時代からの呼び方で「ずしょかん」と読んでいたとか。「としょかん」と統一されるようになったのは大正以後のことだそうです。
本を毎日読むのは難しい
社会人になってからも、本を毎日読む習慣を付けようと、ずっと心がけてきました。でも、忙しさに紛れ、毎日本を読むことがなかなかできずにいました。
フリーランスのITコンサルタントという仕事柄、決まった時間に通勤するわけではないので、電車の中で読書というわけにもいきません。
移動の隙間時間に、iPhoneのKindleアプリで読書すればいいのですが、ついついSNSを眺めたり、電車やバスの座席に座れると、MacBookを広げて仕事関係の資料に目を通してしまったりします。
以前、6分間だけ毎日読書にあてようと試みましたが、8ヶ月ちょっとで途切れてしまいました。たった6分間でも、とうとう「時間がない」という日が来てしまったのです。
とにかく目標を小さくして習慣化する
そんな時に『小さな習慣』という本を読んだのですが、この本の著者は、冒頭で「汗をかきながら不快な思いをして30分の筋トレをする代わりに、腕立て伏せを1回だけするのはどうだろう?」と問いかけます。
そして著者は、実際に葛藤しつつも、とにかくこの「1回だけ腕立て伏せ」を続けた結果、「スポーツジムでの30分の筋トレ」にまで辿り着いたというのです。
これを読んで早速、挫折した「6分間読書」を「2ページ読書」に切り替えました。すると、どうでしょう。2018年2月9日から今日まで2年ちょっと、784日間無理なく継続できています。
机のすぐ手の届くところに、紙の本を置いています。こうすると本をすぐに手に取って、栞を挟んだページを開き、右ページから左ページに目を通し、ページをめくって栞を挟み直して本を閉じるまで、実に短時間で完了します。Kindleアプリを起ち上げるより早いです。
中途半端なところで文章が切れても、関係なく本を閉じます。またすぐ翌日の朝に続きを読むので問題ありません。もちろん興が乗って時間があれば、もっと読み進めてもOKです。今では殆ど毎日6分間以上読書できていますし、2ページで終わっても問題ありません。
こうして目標を小さく小さくすることで、無理なく習慣化が進められました。「ばかばかしいほど小さな目標をたてる」こと、お薦めです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.4.2記)