(画像出典元はこちら)
さて、関東でも梅雨入り間近の今日6月5日から、二十四節気の第9にあたる「芒種」(ぼうしゅ)に入りました。
二十四節気の第9「芒種」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典:Wikipedia)
「芒種」は、期間としての意味もあって、この日から、次の節気の夏至前日(今年は6月20日)までを指します。
「芒種」の「芒(のぎ)」ですが、イネ科植物の果実を包む穎(えい)、すなわち稲でいう籾殻にあるトゲのような突起を持った植物のことを指し、「芒種」は、その種を蒔く頃という意味です。
江戸時代に書かれた『暦便覧』には、「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記されています。実際には、現在の種まきはこれよりも早くなっています。
西日本では梅雨入りの頃を言い、沖縄県では二十四節気の「小満」から「芒種」が梅雨の時期に当たります。沖縄方言では、梅雨のことを「小満芒種(すーまんぼーすー)」と言うそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、6月3日に発表した関東甲信地方の6月5日から7月4日までの天候見通しによると、平年と同様に曇りや雨の日が多く、気温は高めで、降水量はやや少なめになりそうです。
(クリックで拡大、画像出典元はこちら)
関東地方は、いよいよ梅雨入りのタイミングか?
僕が住む関東地方は、走り梅雨の時期が長くいつ梅雨入りしてもおかしくなかった気候でしたが、その都度晴れの日が戻ったりして今日まで梅雨入りせずにきてしまいました。
関東甲信地方の梅雨入りは、平年は6月7日頃だそうです。そして、梅雨明けは7月19日頃となっています。(こちらのサイト参照)
梅雨入りのポイントは、「この先、曇りや雨の日が多くなるかどうか」ということなので、予報を見るといよいよ梅雨入りかもしれません。
ジメジメした梅雨は早く明けて欲しいですが、かといって降るべき雨はきちんと降ってくれないと困ります。田畑や水源のダムがある地域では、たっぷりと降って作物を実らせ、水不足を回避して欲しいものです。
そして、大雨災害や早い台風襲来などがないことを祈ります。昨年に続いてウィズコロナの今年は、大きな自然災害が起きないで欲しいです。
昨年(2020年)は例年より地震が少ない年で、大地震による被害は免れましたが、「令和2年7月豪雨」が発生し、九州を中心に大きな被害が発生し、死者が82名となりました。
その前年の2019年は「台風19号」で死者が90名、さらに2018年には「西日本豪雨」で224名の方が亡くなられました。
今年は少しでも被害が小さくなってくれることを祈っています。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2021.6.5記)