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さて、「今日の一言メモ」第761回です。
ところで、今日7月20日は、「ハンバーガーの日」だそうです。今から50年前の1971年 (昭和46年) 7月20日に、東京・銀座の三越内に日本初のハンバーガーチェーンである日本マクドナルドの1号店が開店したことに由来しています。
マクドナルドは、1940年代にマクドナルド兄弟がカリフォルニア州に開いたドライブインでメニューに出され、評判になったことで、アメリカを中心に各国に広まっていきました。
日本マクドナルドは、貿易会社の藤田商店社長・藤田田(ふじた でん)がマクドナルドに着目し、フランチャイズ権を獲得して米国子会社として設立したものです。
では、本題に移ります。
「対岸の火事」
向こう岸で起きている火事は、こちらの岸まで燃える心配がないことから、自分には何の関係もないので、痛くも痒くもないという意味です。
そんな「対岸の火事」を見ることを「高みの見物」といいいます。高みの見物とは、利害の関係ないところから、傍観することの例えですね。
また「昨日は人の身、今日は我が身」という言葉があります。昨日他人に降りかかった災難が、今日は自分の身に降りかかってくるかもしれないのだから、他人事だと思ってはいけないという戒めです。
コロナ禍を「対岸の火事」のように見る人たち
東京では、もう4度目の緊急事態宣言が発出され、当初の緊張感も不安感も薄れ、何か「あっそう、それが何か?」という受け止め方をする人が増えているように感じます。
当初は、重症化するのは高齢者、ワクチン接種が進んだ今は40代〜50代に重症化率の高さが移り、相変わらず若年層の重症者が少ない事実がそうさせるのでしょうか。
皆、マスクはしていますが「不要不急の外出自粛」など死語になったかのようで、酒類提供自粛、営業時間短縮の要請に従わない(従えない)飲食店の増加と共に人流の増加傾向は止められません。
そして、対岸の火事のように人ごとに捉えられているのが、東京オリンピックを巡るドタバタ劇でしょうか。開幕をドキドキしながら待ち、各種競技での日本人選手の活躍をワクワクしながら期待している、という盛り上がりが感じられません。
熱い気持ちで取り組めることは素晴らしい
そんな中でも、自分がやりたいことにひたむきに取り組む若者の姿があります。オリンピック・パラリンピックに出場するアスリートたちもそうでしょう。
4年に一度の機会に恵まれたアスリートは幸せです。その多くは多分一生に一度あるかどうかの機会だと思います。それも自分が生まれた国で開催されるのです。
そんな彼らも、コロナ禍の厳しい環境の中で悩み苦しみながら競技に臨むはずです。周りの大人たちがどうであれ、必死に闘う彼らには惜しみない声援を送りたいと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.7.20記)