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さて、「今日の一言メモ」第827回です。
「三つ子の魂百まで」
「三つ子の魂百まで」とは、幼い頃の性格は、年をとっても変わらないという意味です。「三つ子」とは、3歳の子供のことを指し、転じて幼い子を指すようになりました。
「魂」が「心」「根性」「知恵」、「百」が「八十」「七十」「六十」に置き換わった表現もあって、組み合わせによって多くの句があるそうです。
「七五三」
そういえば、今日11月15日は「七五三」ですね。「七五三」は、数え年で男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳のとき、成長を祝い神社に参詣する年中行事です。
その昔は、今のように医療技術も進歩していなかったため、生まれた子どもが順調に育つことは難しい時代でした。そうした時代に、子どもが無事に育った喜びは、ひとしおだったことでしょう。
11月15日に行うようになったのは、江戸時代に徳川綱吉の子、徳松の祝いがこの日に行われたことからという説と、15日になっている理由は 7+5+3=15だからという説があるようです。
男女共に、3歳には人として形作られる
七五三が、男の子も女の子も数え年で3歳になるとお祝いされるように、赤ちゃんから無事育って3歳になる頃には、人としての原型が形作られるのでしょう。
また、子どもは3歳までに一生分の親孝行をする、とも言われています。それまで可愛い盛りなので、親はそれで十分孝行してもらったと納得せよ、という意味にもとれます。
また、その後の学校生活、社会生活を過ごす中で、どう育っていくかも、3歳までにほぼ決まってしまうのかもしれません。そう考えると、親から受け継いだ遺伝子と共に、3歳までどのように慈しみ育てられたか、が大きく一生を決めることになるのかもしれません。
自分のルーツを「三つ子の魂」に見出す
自分の3歳の頃を思い出せる人は、そういないでしょう。僕も大きくなってから、親が作ってくれたアルバムで自分の赤ちゃん時代を見ることができました。
そこには、両親の愛を一身に受けて育てられている姿が映っていました。小さい頃は、なんのわだかまりもなく素直に育っていたと思います。
きっと、ものの道理を教わる前に「この世は素晴らしい!」ということを体感していたはずです。そして、それが自分の価値観のルーツとなり現在に至っているのでしょう。
そのルーツを大切にして、これからも Active & Positive に過ごしていきます!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.11.15記)