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閑話休題。
「あんぱんの日」
4月最初の日曜日は、花冷えの一日です。そして、花散らしの冷たい雨が降り続いています。そんな今日4月4日は「あんぱんの日」です。
今から147年前の1875年(明治8年)4月4日に、銀座木村屋が、あんぱんを明治天皇へ献上することになりました。天皇皇后両陛下が東京の向島にある水戸藩の下屋敷でお花見をする際、お茶菓子としてお出しするためです。
当時の経営者である木村親子は、日本を象徴する国花で、季節感を表現できる「桜」に注目して、奈良の吉野山から、八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せ、あんぱんに埋め込んだそうです。
酒種のパン生地と餡の甘味に桜の塩漬けが絶妙で、この味なら自信を持って献上できると、木村親子は確信しました。そして、この「桜あんぱん」を、天皇は召し上がりました。
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陛下は大変気に入り、ことのほか皇后陛下のお口に合い、「引き続き納めるように」という両陛下のお言葉を戴くことになりました。
以来、店頭のあんぱんにも桜の塩漬けがへそ押しされ、「桜あんぱん」がお目見えしたのです。このことから明治天皇に献上された4月4日は、「あんぱんの日」として記念日に認定されているのです。
思い出のパンは「ソーセージ揚げパン」
小さい頃、あんぱんを食べ一緒に牛乳を飲んだ時は、「この世にこんなに美味しいものがあるのか!」と感激した思い出があります。それ以来、あんぱんを食べる時は、牛乳が必需品になったのですが、他に思い出すパンがあります。
それが、ソーセージ揚げパンです。通っていた小学校が私立だったせいか、学校の中にパンの売店があり、朝注文しておくと出入りのパン屋さんが昼間に届けてくれるシステムでした。
そこで食べたのが、ソーセージ揚げパンです。当時、中に入っていたのは魚肉ソーセージだったでしょうか。時々断面が丸でなく三角のものもあったように思います。そのソーセージ揚げパンが人気で、すぐ売り切れてしまうのです。
大人になってから、なかなか食べる機会がないのですが、最近はコンビニでも売られるようになりました。地元のコンビニだと「ローソン」で「手巻きソーセージドーナツ」という商品名で売られています。
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あと、ファミリーマートでも同じ商品名で売られています。「セブンイレブン」では見かけないです。
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健康上、あんまり食べない方が良さそうですが、時々無性に食べたくなります。
というわけで、皆さんの思い出のパンは、なんでしょうか?
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.4.4記)