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【今日の一言メモ】・・・誰かのために生きると思えば、自分のために生きること以上に頑張れる

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さて、「今日の一言メモ」第392回です。

「あんぱんの日」

今から145年前の1875年 (明治8年) 4月4日に、銀座木村屋が、あんぱんを明治天皇へ献上することになりました。天皇両陛下が東京の向島にある水戸藩の下屋敷でお花見をする際、お茶菓子として、お出しするためです。

当時の経営者である木村親子は、日本を象徴する国花で、季節感を表現できる「桜」に注目して、奈良の吉野山から、八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せ、あんぱんに埋め込んだそうです。

酒種のパン生地と餡の甘味に桜の塩漬けが絶妙で、この味なら自信を持って献上できると、木村親子は確信しました。そして、この「桜あんぱん」を、天皇は召し上がりました。

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陛下は大変気に入り、ことのほか皇后陛下のお口に合い、「引き続き納めるように」という両陛下のお言葉を戴くことになりました。

以来、店頭のあんぱんにも桜の塩漬けがへそ押しされ、「桜あんぱん」がお目見えしたのです。このことから明治天皇に献上された4月4日は、「あんぱんの日」として記念日に認定されているのです。

「それゆけ!アンパンマン」

あんぱんといえばアンパンマンですが、その作者であるやなせたかし氏が人気漫画の「それゆけ!アンパンマン」を発表したのは1969年(昭和44年)です。

やなせ氏が、困っている人を助けるヒーロー像を作り上げたのは、自身の悲惨な戦争体験があったからだそうです。

当時、やなせ氏はインタビューで、「普遍的な正義とは、困っている人を助けることだと思っている」と話しています。こうして、常に困っている人を助けるアンパンマンが誕生したのです。

誰かのために生きると思えば、もっともっと頑張れる

アンパンマンのテーマソングには、次のような歌詞が登場します。

なんのために生まれて なにをして生きるのか
答えられないなんて そんなのはいやだ!

人は生まれる時は一人、そして、死ぬ時も一人です。でも、生まれてから死ぬまでの間に、実に多くの人と関わり、助け助けられ、傷つけ傷つけられ、思い思われて多くの時を過ごします。

やなせ氏は「困っている人を助けることが、普遍的な正義」と語っていますが、「正義」と大上段に構えなくとも、誰かのために、なにか貢献するために、お役に立つために生きるのが、自然であり頑張れるのではないかと思います。

自分のために、ということだけだと、サボったり力を抜いたりしてしまいます。そして、今のようなコロナ禍の状況では、自分が感染しないようにというより、自分が無症状の感染者になったつもりで、ほかの人に感染させないよう注意して行動する方が、外出自粛の要請にもちゃんと応えようと頑張れるのではないでしょうか。

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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

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(2020.4.4記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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