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さて、『今日の一言メモ』第913回です。
「老いて学べば、則ち死して朽ちず」
少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず
幕末の儒学者、佐藤一斎がその著書である「言志四録」（げんししろく）で述べた言葉です。意味は読んだ通りですが、以下の通りです。
若いときに学問に励めば、壮年（中年）になったときに意義のある仕事を成し遂げることができる。
壮年になってからも学問に励めば、老年になっても頭や気力が衰えることはない。
老年になってからも学問に励めば、頭はぼけないし、朽ち果てたような死に方をしなくて済む。
（老年になってからも学問に励めば、より見識が高くなり、周りからの尊敬も得て、死んでもその名が朽ちることはなくなる）
学びは未来の自分へのプレゼント
このブログを書いているのは、未来の自分へのプレゼントだと思っています。毎日毎日ブログ記事をアップして、8年6ヶ月目に入りました。そして、毎日毎日1年前、2年前、3年前……8年前の今日の記事を読み返しています。
すると、大切にしているのに忘れていること、常にリマインドしたいことに改めて気づきます。これは、その時々の自分が大切なことを、今の自分にプレゼントしてくれているのだと思うのです。
それと同じように、今日の学びは明日の、半年後の、1年後の自分に向けたプレゼントになると思います。学びは、そんなに即効性のあるものではありません。少しずつ積み重ねて木の年輪が刻まれるがごとく身についていくものでしょう。
まずは、今日から読む本を見直したいと思います。ITコンサルタントという仕事柄、どうしても実務書、ビジネス書など必要に迫られて読む本が多く、偏ったものになりがちなのです。
そこで以前、人に勧められて購入したものの積ん読になっていた下記の3冊から始めてみたいと思います。どれも1日に2ページでいいので並行して3冊読み進めていくことにします。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた！
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（2022.6.5記）
