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「無知の知」
「無知の知」とは、古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの「知らないことを自覚する」という哲学の出発点に向かう姿勢を簡略化して表現した言葉です。
ソクラテスは「いかに生きるべきか」「よりよく生きること」について問い続けました。無知である自分に気づいた時、人は安易な自己満足でごまかさず、自分と向き合い、真の知に近づこうとする探求が始まる、と。
それはいかに生きるべきかの探求へもつながります。ソクラテスの「無知の知」は、よりよく生きるための指針でもあります。
できる人とできない人の違い
こちらのサイトに「ほんの少しの違い」と題する文章が掲載されています。
【ほんの少しの違い】
できない人は言葉で説得し
できる人は行動で説得する
できない人は話したがり
できる人は聞きたがる
できない人はお金を求め
できる人は成長を求める
できない人は過去にこだわり
できる人は未来にこだわる
できない人は不可能と思い
できる人は可能と思う
できない人は他人のせいにして
できる人は自分のせいにする
できる人もできない人も
能力にほとんど差はない
ほんの少しの意識の違いによって
結果に差が生まれる
己をわきまえ、知らない自分と向き合う
人間、持って生まれた能力にほとんど差がないのは事実だと思います。それでも日頃の行動における少しの意識の違いが、長い間積もり積もって大きな差が生まれるのだと思います。
小さい頃、憧れの異性に好意を持ってもらえるように、一生懸命速く走れるように練習したり、早く逆上がりができるように日が暮れても鉄棒に取り組んだりするひたむきさがその意識の表れです。
憧れのスポーツ選手がいれば、なんとかその選手に近づけるよう泥まみれになって練習したりすることもそれでしょう。
大人になって危ないのは「分かったつもり」「知ったつもり」という傲慢さを持つことです。また、「知っている、分かっている」としても、行動でそれが「できている」状態になければ、知っている意味がありません。
常に自分を見直し、己をわきまえる意識を持つことが重要だと思います。いつも自分の知らないこと、できていないことと向き合い、謙虚に自分を律していきたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2023.5.12記)