Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

114 フリーランスになって気付いたfeedbackとstrokeの大切さ・有り難さ(2) 〜徒然なるままに(62)〜

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アイキャッチ画像前回のアップで「フィードバック (feedback) 」の大切さ・有り難さに改めて気付いたこと、そして最も身近な家族や友人に自分がきちんとfeedbackしているか、という反省が頭をもたげてきたことについて書きました。

今回は、その続きを書いてみます。

大橋さんから頂いたコメント

前回のアップに書いた通り、feedbackについてWikipediaでは、心理学で使われる意味として「円環性や回路の意を含む、正のストロークと負のストロークと表現される方が実態に即している。」と解説されていました。

この点について「シゴタノ!ブログメディア道場 (以下BM道場) 」道場主の大橋悦夫さんから次のようなコメントを頂きました。

ここに書かれているストロークという言葉は重要です。
フィードバックは受け取るだけというイメージがあるのに対して、
ストロークには「ストロークを交わす」という双方向のイメージがあります。

初対面の人といきなり話が弾んだり、テニスのラリーが続いたり、という場合にも「ストロークを交わせた」と表現される、との解説が続きます。

例えばパソコンのキーボードを押した感じで使う「キー・ストロークが深いor浅い」という表現はよく使いますが、上記のような「ストローク」という表現はこれまで使ってきませんでした。一般的にはどうなんでしょう?

でも、よく考えてみるとどちらも「行って来い」ですね。人間同士のストロークが良く反応すれば「打てば響く」になりますし、悪ければ「糠に釘」「暖簾に腕押し」でしょうか。こちらが良きストロークを放っても、相手が悪ければ「猫に小判」「豚に真珠」「馬の耳に念仏」「馬耳東風」になりますね。

大橋さんの解説は次のように続きます。

フィードバックに対してうれしさを感じるのは承認欲求もありますが、同時に自分が理想とする世界を具現化していく(=これがブログを書くことの大義です)上での正のストロークが得られるからです。

更に、人は誰しも「こうあれば望ましい」という理想の世界像を持っていて、これに反すること (=負のストローク) に出会うと何とか正したい、という欲求が生まれ、当初感じた当惑・苛立ち・憤懣・怒りといった感情を整理・浄化・昇華して、正のストロークとしてブログを書くことで情報発信となり得る、と解説されています。

feedbackをブログ作成に活かすには

最後に、大橋さんはブログを続けるために必要なものを次のように纏めてくれました。

1.自分の理想とする世界像を持つ
2.これに反することには正のストロークで浄化を試みる
3.外からのフィードバックを補助ロケットにする

1は自分史から見つけ出すことであり、
2はブログを書くことそのものであり、
3がBM道場の役割です。

情報発信は情報発信のきっかけを与えてくれた世界へのフィードバック(お返し)ということになります。

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普段何気なく使っている「feedback」という言葉ですが、ふとしたことからその大切さに改めて気付かされ、更にコメント (feedback) を頂くことで深く考えることができたのです。

feedbackが「自分探し」を深めてくれる

BM道場の後、「自分をつくる学校」に入学し、若い方々とお互いを表現するキーワード探しのfeedbackを行った時に、相手から見える自分を色々教えて貰って「ああ、こういうfeedbackが触媒となって化学反応が起こるのだな…」という感慨を持ちました。

どんな化学反応か具体的に表現し難いのですが、言ってみれば自分の目から見える世界は三次元ですが、自分自身のことは二次元でしか見てなかったことに気付く、それが相手が自分に向けて発するfeedbackの言葉で、その部分がす〜っと三次元の世界に伸びていき自分を立体視できる、そんな感じでしょうか。

上手く言えないのですが…

自分自身のことは自分が一番よく分かっているはずですが、往々にして脳味噌の、心の引出しに色々なことが眠っていて本人が気付かなくなっているような気がします。

それが他の人からのfeedbackで、思わぬ引出しが開いてくることになります。「自分史」作成から始まった自分探しも、ブログを書いたり、色々な人からfeedbackを得ることで、更にそのプロセスが有効になりました。

・・・・・・・
さて、今日も長くなってきたので、ここまでにしましょう。続きは次回にて。
ではまた!(^_^)

 
 

・・・・・・・・・・・・・・
(2014.1.20記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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